台北市大安区の忠孝敦化駅前にある台湾を代表する大型複合書店「誠品書店敦南店」が、再開発のため2020年5月31日に閉店する。
誠品書店敦南店。
誠品書店1号店、30年の歴史に幕
誠品書店敦化店は同社の1号店として1989年に開業。
現在の店舗は1995年に開業したもので、1999年からは24時間営業を開始した。
蔵書数は約23万冊で、文着や雑貨を販売するほか飲食街も設置されており、台湾を代表する大型書店として25年に亘って親しまれてきた。
閉店は再開発のため
閉店は近い将来に再開発がおこなわれるためで、再開発後はホテルなどになる計画だという。
同地に再出店するか、もしくは近隣に移転するかどうか、また他支店を24時間営業とするかなどについては、現時点では発表されていない。
誠品書店敦南店では閉館まで様々なイベントが開催される予定となっている。
追記:24時間営業は信義店が引き継ぐ。
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