JR東日本は、東北・新潟地区の一部線区に新型気動車を導入することを7月4日に発表した。
電気式気動車「GV-E400系」-秋田・新潟地区に導入
新潟・秋田地区には電気式気動車「GV-E400系」を導入する。
GV-E400系はJR東日本では初の方式となるディーゼルエンジンと発電機による電力で走行する電気式気動車。
量産先行車3両(2両編成×1、1両編成×1)を2018年初めに製造。その後、量産車計63両は新潟地区向けを2019年度までに、秋田地区向けを2020年度に投入予定としている。
秋田・新潟地区に導入するGV-E400系。(イメージ写真)
導入線区は以下の通り。
- 羽越本線(新津〜酒田)
- 信越本線(新津〜新潟)
- 米坂線(米沢〜坂町)
- 磐越西線(会津若松〜新津)
- 津軽線(青森〜三厩)
- 奥羽本線(秋田〜東能代、弘前〜青森)
3扉車「キハE130系500番台」-八戸線に導入
八戸線(八戸〜久慈)には「E130系500番台」が導入される。
3扉車のE130系は水郡線(水戸〜安積永盛)向けの0番台が2007年1月から、久留里線(木更津〜上総亀山)向けの100番台が2012年12月より運行を開始しており、今回八戸線に投入される500番台は従来のE130系車両とほぼ同一のものとなる。
八戸線に導入するキハE130系500番台。(イメージ画像)
2両編成×6編成、1両編成×6編成の計18両を2017年8月以降順次落成し、2017年度中の営業運転開始を予定する。
国鉄キハ40系列は多くの路線で置き換えか
今回のGV-E400系とE130系500番台の導入により、各線区では既存車両の置き換えが進むと予想されるが、その中でも「キハ40系」の処遇に注目が集まっている。
八戸線運用に就くキハ40形首都圏色。
キハ40系列は旧国鉄時代の1977年より製造が開始された車両で、現在も両運転台車の「キハ40形」、片運転台車の「キハ47/48形」が東北・新潟地区の多くの路線の主力として活躍。国鉄時代を懐かしむ観光客の姿も見られたが、いずれも老朽化が進んでいた。
今回の新型車両の投入で、東北地区・新潟地区の非電化路線の輸送環境は大きく改善することになる。
※イメージ画像はJR東日本公式サイトより
ニュースリリース:八戸線および新潟・秋田地区への車両新造計画について(JR東日本公式サイト)
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境港本町商店街、2017年度末までにアーケード撤去へ-水木しげるロード
境港市のゲゲゲの鬼太郎をテーマにしたシンボルロード「水木しげるロード」の一部に当たる「境港本町商店街」のアーケードが撤去されることになった。

境港本町商店街。
水木しげるロード全体も2018年にリニューアルへ
アーケードの撤去を報じた地元紙・日本海新聞によると、アーケードは1964年に建設され、2003年にリニューアルされたもの。
アーケード内では様々なイベントが開催されてきたが、近年耐震強度不足が判明。撤去されることになったという。
水木しげるロードでは2018年夏までに妖怪像を増やすリニューアルを実施中で、本町商店街もそれに合わせての「雰囲気一新」による活性化を目指すことになる。

水木しげるロード。
外部リンク:水木しげるロードMAP – 境港市観光協会
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いしのまき元気市場、6月30日開業-旧北上川沿い「かわまち交流拠点」に
石巻市中央2丁目の観光交流施設「いしのまき元気市場」が6月30日に開業した。
いしのまき元気市場。(イメージ画像)
旧北上川沿いの「かわまち交流拠点」に誕生
いしのまき元気市場は石巻市中心部の旧北上川沿いに市が整備を進めるエリア「かわまち交流拠点」の中心施設で、「石巻生鮮マーケット(仮称)」として建設が進められていたもの。
建物は木造一部地上2階建てで、店舗面積は約1,500㎡。
地元水産関連企業や石巻市などが出資する「株式会社元気いしのまき」が運営する。

建設中の様子。(2017年2月撮影)
観光客、地元住民両方の利用見込む“マーケット”
いしのまき元気市場1階のマーケットには三陸沿岸で採れた鮮魚、水産加工品・物産品、JAいしのまきの農産品、パン売場、三陸地域・震災復興応援の地域特産品を展開。
2階は140席を備えるフードコート形式のレストランとなっており、地元の旬の食材を使った料理を旧北上川沿いの景色を眺めながら楽しめる。

2階のレストラン。(イメージ画像)
石巻市中心部では、5月31日に石巻駅前の市役所1階にある食品スーパー「エスタ」が閉店したことでスーパーが消滅。そのため、鮮魚や野菜を取り扱う元気市場は地元住民にとっても貴重な食品調達の場として機能することが予想される。

5月末で閉店した食品スーパー「エスタ」(旧さくら野百貨店)。
2018年春には交流センターが開業-かわまち交流拠点
かわまち交流拠点では元気市場の開業に続き立体駐車場と観光バス駐車場が秋に完成し、2018年春には路線バスなどが発着する交通広場、地域の観光案内や情報発信を行う「かわまち交流センター(仮称)」などが整備予定となっている。
かわまち交流拠点の整備予想図。(イメージ画像)
石巻駅前エリア、立町・中央エリアに次ぐ石巻市中心市街地第3のエリアとして発展が期待されるかわまち交流拠点。今後は周辺商店街や、旧北上川を挟んで向かい側にある「石ノ森萬画館」との相乗効果も期待される。
いしのまき元気市場
住所:石巻市中央2丁目11-11
営業時間:1階物販コーナー 9:00〜19:00
2階フードコーナー 11:00〜21:00
※イメージ画像は宮城県6次産業化サポートセンター公式サイトより
ニュースリリース:石巻市かわまち交流拠点にいしのまき元気市場201706.30OPEN!(宮城県6次産業化サポートセンター公式サイト)
外部リンク:いしのまき元気市場
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ドムドムハンバーガー、2017年7月1日より新体制に移行ーレンブラント傘下で当面「51店舗体制」に
ダイエー子会社で飲食店を経営する「オレンジフードコート」(江東区)が運営する「ドムドムハンバーガー」の運営が、7月1日にレンブラントHD傘下の「ドムドムフードサービス」に移行した。

新生ドムドム、51店舗体制で新たな船出
ドムドムハンバーガーは1970年にダイエーが創業。最盛期には約400店舗を運営していたが、ダイエーの経営悪化とハンバーガー業界の競争激化に伴い店舗網を急速に縮小。2017年5月19日にはレンブラントホテルなどを傘下に持つ不動産関連会社「レンブラントHD」への運営権売却、ドムドム53店舗中26店舗の譲渡が発表されていた。
新体制に移行した「ドムドム」は7月1日現在51店舗。譲渡対象店舗の少なさ、甲子園店、西宮店の店舗閉鎖を受け、新会社に運営移管までに更なる店舗閉鎖が危惧されていたが、閉鎖は2店舗に留まった。都商研の取材によると、店舗一覧に掲載されていないイオン長吉店、塚口店、紀伊川辺店も営業を継続している。

ダイエー小平店。直営店として営業継続(下記参照)。
積極的なSNS活用で知名度向上目指す
ドムドムは運営体制の移行に伴い公式サイトを一新。
従来のメールマガジンの代替としてTwitter、InstagramなどのSNSアカウントを新たに開設。また、末期までiモードを用いていた店舗一覧はGoogleマップを利用するなど、利便性が向上した。

ドムドムではSNS開設を記念して利用者参加型キャンペーン「第1回復活メニュー決定戦」を開催する。
過去の人気商品9商品のうちSNSで最も得票数の多い商品が復活、投票者のうち抽選で30人を対象にオリジナルマグカップ(非売品)がプレゼントされるほか、初回限定クーポンの配布も行われる。

大きな転換点を迎えた日本初のハンバーガーチェーン。
47年目の新創業により再び店舗網を増やすことができるのかどうか注目される。
レンブラントHD傘下の直営店舗一覧(26店舗)
レンブラントHD(ドムドムフードサービス)直営店舗。
今後もドムドムとして営業継続、店舗リニューアルが行われる。
※この他にディッパーダン2店が含まれる模様。
(都商研の取材・調査による)
- 江釣子店(江釣子SCパル)
- 中岡店(マルトSC中岡)
- 高坂店(マルトSC高坂)
- 城東店(マルト城東店)
- 野田運河プラザ館店(霊波之光)
- マルエツ北柏店
- マルエツ蘇我南店
- マルエツ東習志野店
- マルエツ稲毛店
- マルエツ大泉学園店
- 小平店(ダイエー)
- 三ツ境店(ダイエー)
- イオン赤羽北本通り店(旧・ダイエー)
- マルエツ蕨北店
- ディーンズバーガーイオン金沢八景店(旧・ダイエー)
- ディーンズバーガーイオン戸塚店(旧・ダイエー)
- 上溝店(ダイエー)
- 宝塚中山店(ダイエー)
- 湊川店(ダイエー)
- イオン吹田店(旧・ダイエー)
- イオン金剛店(旧・ダイエー)
- イオン京橋店(旧・ダイエー)
- 長吉店(旧・ダイエー)
- 深井店(深井プラザ)
- 紀伊川辺店(イズミヤSuC内)
- 笹丘店(旧・ダイエー)
オレンジフードコート運営店舗一覧(16店舗)
オレンジフードコートが運営を継続する店舗。
今後は段階的閉鎖・ディッパーダン転換等が行われる可能性が高い。
- 鉄東店(旧・JRダイエー)
- イオン湯川店(旧・ダイエー)
- イオン仙台店(旧・ダイエー)
- 安食店(マルエツ安食店)
- イオン横須賀店(旧・ダイエー)
- イオンショッパーズ横須賀店(旧・ダイエー)
- マルエツ綾瀬店
- マルエツ岩井店
- 庄内店(ダイエーグルメシティ)
- イオン古川橋駅前店内(旧・ダイエー)
- 塚口店(ダイエー)
- ディーンズバーガーイオンモール八幡東店
- イオンショッパーズモールなかま店(旧・ダイエー)
- イオン熊本中央店(旧・ダイエー)
- イオン鹿児島鴨池店(旧・ダイエー)
FC店舗一覧(10店舗)
従来通り営業が継続されると考えられる。
- 山交ビルFC店
- 茂原アスモFC店
- 津之江FC店(路面店)
- 水無瀬FC店(路面店)
- 海南FC店(海南センタープラザ)
- 桑名FC店(桑栄メイト)
- 岡南FC店(天満屋ハピータウン岡南店)
- 原尾島FC店(天満屋ハピータウン原尾島店)
- 児島FC店(天満屋ハピータウン児島店)
- 府中FC店(府中天満屋)
ヤフオクドーム(特設店舗)
通常のドムドムとは異なる商品が販売される特設店舗。
公式サイトの店舗一覧には非掲載、今後の営業継続は未定。
- 福岡ヤフオクドーム店
(マップ、復活メニューの画像は公式サイトより)
外部リンク:ドムドムハンバーガー
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