東急ストアあきる野とうきゅう、2025年1月7日閉店-秋川駅前の同社首都圏旗艦店、専門店の大半は存続

東京都あきる野市のJR五日市線秋川駅前にある東急グループ系ショッピングセンター「あきる野とうきゅう」が2025年1月7日をもって閉店した。

東急ストア旗艦店として開店

あきる野とうきゅうは1995年10月に開業。建物は地上5階建で営業フロアは1~4階、店舗面積は14,915㎡。
開業当初は東急ストアの首都圏旗艦店として、同社最大規模の直営総合スーパーを展開。同時開業した複合商業施設「あきる野ルピア」(地上4階建)とともに、土地区画整理事業の核としての役割を担った。
その後は東急ストアによる食品特化の一環として、同社直営食品を核とする専門店主体の都市型ショッピングセンターとしてフロアを順次刷新。2014年7月には2階をしまむら系ファストファッションストア「ファッションセンターしまむら」「おしゃれ生活空間シャンブル」、2015年11月には3階ワンフロアを大型家具インテリア雑貨店「ニトリ」に転換した。

あきる野とうきゅう(同社公式より)。

専門店の大半が営業継続

東急ストアは2019年4月に「河辺とうきゅう」を閉店2024年6月に「杉田とうきゅう」を閉店するなど、バブル期前後に総合スーパー業態「とうきゅう」として開店した東急沿線外店舗網の見直しに取組んでいる。
あきる野とうきゅう直営食品の閉店後も、しまむらグループやニトリを始めとする大型専門店に加え、靴量販店「ABCマート」や複合書店「文教堂」、100円ショップ「ダイソー」など20店舗超が営業継続する見通しとなっている。

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