河辺とうきゅう、2019年4月30日閉店-河辺タウンビルの核店舗

東京都青梅市のJR河辺駅前にある複合商業ビル「河辺タウンビル」の核店舗「河辺とうきゅう」が2019年4月30日に閉店する。

河辺とうきゅう。

公共物件「河辺タウンビル」の核店舗

河辺とうきゅうは2007年4月に河辺駅前に建設された再開発ビル「河辺タウンビルA館」の核テナントとして開店。売場面積は11,021㎡で、多摩地区の東急ストアのなかでは旗艦店級。建物は「公益財団法人 東京都都市づくり公社」が所有する公共物件である。
出店当初よりも直営面積は削減されており、現在は専門店も多く出店。2019年現在のテナントとしては「ダイソー」、「マックハウス」、「アスビー」、「文教堂書店」、「トーカイ」などが出店する。かつての直営衣料品売場は「パシオス」に転換された。
テナントの多くは東急ストア内への出店であるため、多くは河辺とうきゅうとともに閉店する可能性が高い。建物は築約11年とまだ新しいため、新たなテナントを募集するとみられるが、3月時点で新たなテナントについては発表されていない。

隣接地には西友河辺店が立地

河辺とうきゅうの隣接地には「西友河辺店」(売場面積9,673㎡)が立地しているため、東急ストアの閉店により河辺駅前からスーパーが消える訳ではない。
同店は菊竹清訓氏による斬新な建物で知られるものの1980年4月開店であり老朽化が指摘されている。とうきゅう跡の活用方法によっては西友にも影響があるかも知れず、今後の動向が注目される。

西友河辺店。

追記:跡地はイオン河辺店に

追記:河辺とうきゅうの後継にはイオンリテールが「イオン河辺店」(仮称)を出店する方針を示している。

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