マリカ東館、2017年夏リニューアル-JR鶴岡駅前、10年ぶりの営業再開

約10年間に亘ってほぼ空き店舗となっているJR鶴岡駅前のショッピングセンター「マリカ東館」が2017年夏にリニューアルオープンする。

マリカ東館。

かつてはジャスコの専門店街、10年ほぼ空き店舗だった

「マリカ」は1987年に鶴岡駅前地区市街地再開発として整備されたもの。
建物はホテルを核とした「マリカ西館」、専門店街の「マリカ東館」の2館体制で、一足先の1985年に開店した「ジャスコ鶴岡店」や、立体駐車場「鶴岡パークビル」とも連結されていた。
マリカ東館は6階建て、そのうち売場は1~3階で、売場面積は7,045㎡。ファッション店、飲食店、100円ショップ、ゲームセンターなどが出店していた。
しかし、2001年8月に郊外の三川町に「イオン三川ショッピングセンター」(現:イオンモール三川)が開業した後は客足が減り、2005年3月にはイオン・ジャスコ鶴岡店が閉店(事実上の三川店への統合)。
ジャスコと連結していたマリカ東館を運営する第三セクター「鶴岡再開発ビル」(鶴岡市と民間企業8社が出資)は経営破綻状態となり解散し、商業テナントは2007年7月で全て閉店した。
現在、マリカ東館は鶴岡市の所有となっており、2階に「鶴岡市教育相談センター」などが、3階に「庄内産業振興センター」運営の会議室(西館の市民ホールなども管理)、鶴岡市の育児ルーム「まんまルーム」などの公共・公益施設が入居している以外は空き店舗となっている。
また、鶴岡パークビルはそのまま駐車場として運営を続けているほか、マリカ西館はアパホテル(旧ワシントンホテル)、オフィス、飲食店、マリカ市民ホールなどが入居、ジャスコ跡は空き地となっている。

鶴岡駅より見たマリカ西館(右)、マリカ東館。
東館のピンク色の部分はジャスコの看板跡。

「食文化」テーマに土産品店、カフェ、居酒屋などが出店へ

マリカ東館の商業床を新たに運営するのは、地元企業などが出資して設立した鶴岡市のまちづくり会社「Fu-Do(ふうど)」社。
同社は駅前という立地を生かし、1階部分(約1,700㎡)に土産品店、地元シェフがプロデュースするイタリアンカフェ、地元の海産物を使った料理店、居酒屋などを出店させる予定で、すでに開業に向けた工事が始まっている。
また、同じく1階には鶴岡市による観光案内所も開設。通訳を常駐させることで、外国人観光客にも対応する。2階、3階の公共・公益施設は入居を続ける。
飲食店は地元民、観光客ともに楽しめるものとなりそうで、鶴岡市の顔とも言うべき駅前の大型空き店舗の改装だけに期待が集まっている。

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