立飛、立川にアリーナ建設へー立川最大級、2017年秋完成予定

立川市で不動産開発を手がける立飛ホールディングスは、同市泉町の多摩都市モノレール立飛駅前に「アリーナ立川立飛(仮称)」を建設すると発表した。
img_1390アリーナ立川立飛(仮称)のイメージ。(画像は立飛HD公式サイトより)

立川最大級のアリーナ誕生へ-3,000人級

アリーナ立川立飛(仮)は多摩都市モノレール立飛駅西側の敷地に建設。建物は鉄骨地上2階建てで、延床面積は約5,989㎡。観客収容人数は3,000人級を想定しており、2016年に開幕したプロバスケットボールリーグ・Bリーグ(旧bjリーグ)2部の試合会場としての使用も想定する。
アリーナは2017年春に着工し、同年秋の完成を目指す。

立飛、IKEA隣には音楽ホールやホテルも建設予定

アリーナを開発する立飛HDは、立川飛行場(陸軍飛行場)周辺で航空機の製造をしていた立飛企業と新立川航空機を前身とする。
1970年代に戦後米軍が接収していた飛行場や同社の製造所などが返還されると、航空機製造から不動産業に転換。2015年には三井不動産と共同で開発を手がけたショッピングセンター「ららぽーと立川立飛」が立飛駅東側に開業した。
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立飛HDが開発したららぽーと立川立飛。

さらに同社は昭和記念公園の東隣にある旧国有地において、音楽ホールやホテル、オフィスビルなどの大規模開発を計画している。
音楽ホールは大型家具店「IKEA立川」の南側に立地し、ポピュラー音楽など各種コンサートの公演を想定する。客席数は最大2,500席を計画しており、多摩地区の音楽ホールとしてはトップクラスのものとなる予定。
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音楽ホールなどの建設計画がある旧国有地。

また、ホテルは100室未満の小規模なものとなり、オフィスビルにはカフェ・レストランのほかサービス系のテナントの出店を想定する。
いずれの施設も2018年2月までに着工し、東京オリンピック開催前までの完成を目指す。

ニュースリリース:立飛グループが「(仮称)アリーナ立川立飛」建設を計画(立飛HD公式サイト)
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