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H2Oリテイリング(阪急阪神)、関西スーパーと資本業務提携

エイチ・ツー・オーリテイリング」(H2O・阪急阪神グループ)は、10月27日に「関西スーパーマーケット」(大阪市)の株式の約10%を取得し、資本業務提携を締結した。
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阪急百貨店うめだ本店。

攻めの姿勢見せるH2O、7iに次ぐ資本業務提携

H2Oリテイリングは百貨店「阪急阪神百貨店」(16店舗)、百貨店系高級スーパー「阪急オアシス」(83店舗)に加えて大手スーパー「イズミヤ」(91店舗)を傘下に持つ流通大手グループ。
関西の有力私鉄「阪急」「阪神」を母体に持ち、京阪神エリアの沿線住民を中心に根強い支持を集めている。10月6日には、流通大手「セブン&アイホールディングス」との資本業務提携を発表したことも記憶に新しい。
2014年に経営統合した大手スーパー「イズミヤ」では、100円均一パン「阪急ベーカリー香房」の導入や輸入食品の充実、ポイントサービスの共通化といった施策を実施、店舗への積極的な投資を進める一方、関東からは撤退するなど選択と集中を行っている。

H2O傘下となっているイズミヤ。

関西スーパー」は大阪・兵庫・奈良に66店舗を展開する食品スーパー。
オール日本スーパーマーケット協会(AJS)の中核企業で「くらし良好」(生活良好)ブランドのPB商品を販売。自社指定牧場「720牧場グループ」ブランドの牛肉など精肉部門にも定評があった。
9月には首都圏を中心にディスカウントスーパーを展開する「オーケー」(横浜市)が関西スーパー株を大量取得する動きを見せており、その動向が注視されていた。
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関西スーパー。

H2Oリテイリングは今回の資本業務提携で、関西スーパーでのH2O子会社の商品取扱い、共通ポイントサービス「Sポイント」(旧・STACIA)導入、阪急阪神百貨店の中元・歳暮商品取扱い、レジスターの共同開発を発表している。
一方で、日経新聞などの報道によると関西スーパー株式の約8%を保有するオーケーは、今後も提携を模索していくという。


セブン&アイ傘下の「万代」との関係に注目
-関西最大手食品スーパー連合の誕生なるか

H2Oリテイリングは、今回の提携により関西を代表する有力スーパー「イズミヤ」、「関西スーパー」、「阪急オアシス」の3社に影響力を持つこととなる。
また、H2Oと資本業務提携を締結したセブン&アイHDは、同じく関西を拠点に146店舗を展開する食品スーパー「万代」とも資本業務提携を締結している。そのため、関西ドミナントを目指すH2Oによる新たな業界再編への布石となる可能性もあり、今後の動きが注目される。

関連記事:セブンアイ、H2O(阪急阪神)と業務資本提携へ-そごう神戸・そごう西神・高槻西武は経営譲渡
外部リンク:株式会社関西スーパーマーケットとの資本業務提携に関するお知らせ

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