マルショク中央通店(サンリブ宮崎)、2023年2月28日閉店 -宮崎都心の老舗、60年近い歴史に幕

宮崎県宮崎市の橘通(中央通り・サンサン通り)にあるサンリブの総合スーパー「マルショク中央通店(宮崎店)」が、2023年2月28日に閉店する。

マルショク中央通店。

マルショク宮崎1号店、2007年に建替した店舗だった

マルショク中央通店はマルショクの宮崎市1号店「宮崎丸食 マルショク宮崎店」として1966年に開店。のちに店舗名を「サンリブ宮崎」へと改名した。
「サンリブ宮崎」時代は5階建ての建物であり、昭和時代からゲームや声優イベント、芸能人イベントを多く開催するなどサブカルイベントの聖地の1つとしても知られたが、老朽化により2007年2月に一旦閉店。建物を建替えて、同年11月に「マルショク中央通店」となった。
現在の建物はサンリブが自社所有、店舗面積は2,770㎡で、1階が売場、2階が駐車場となっている。テナントとして100円ショップ「ワッツ」、九州大手のシューズ店「靴のピープル」などが出店する。

隣にドンキが出店したばかり-丸食、中心部から姿消す

2020年にマルショクの隣接地にあり、地域の核となってきた「橘百貨店(ボンベルタ橘)」がドン・キホーテに買収され「MEGAドン・キホーテ宮崎橘通店」となったばかり。
隣接地へのドンキ出店はマルショクにとって大きな影響があったと思われる。
サンリブマルショクグループは宮崎市に多くの店舗を構え、永年に亘って親しまれてきたものの、中央通店(宮崎店)の閉店によって市内中心部からは姿を消すことになる。

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