小田原EPO、2023年4月16日閉館-元西友系商業施設、隣接するアプリ跡とともに再開発へ

神奈川県小田原市の小田原駅近くにある都市型ショッピングセンター「小田原EPO」が、2023年4月16日に閉館。隣接して立地していたファッションビル「小田原アプリ」跡地とともに再開発がおこなわれる。

小田原EPO。

西友系商業ビル「エポ」最後の店舗だった

小田原EPOは赤羽・木更津(いずれも閉店)に次ぐ西友直営のファッションビル業態3号店として1993年4月に小田原駅から徒歩5分ほどのダイヤ街商店街に開業した。地上5階地下1階建で、店舗面積は10,206㎡。

西友・無印良品が出店していた頃の小田原EPO。

しかし、2015年9月に大型テナントであった西松屋が、2016年3月31日に核店舗であった西友に加えて地階の飲食街、無印良品などが閉店。核店舗を失ったことから小型テナントも閉店が相次ぎ、空き店舗が目立つ状態となっていた。また、2016年8月には隣接するファッションビル「小田原アプリ」(旧小田原ビブレ)も閉館していた。
一方で、その後EPOでは2016年9月にはオビーオフが、2018年6月にはクリエイトSDを核とした食品館が、2019年2月にはUSランドが開店するなどしており、空き床は大幅に減っていた。

再開発でタワマン建設へ-下層階は商業施設

小田原EPOの閉館は再開発のため。
跡地には隣接していたファッションビル「小田原アプリ」とともに再開発が行われ、2028年3月までに19階建てのタワーマンションが建設される。

旧・小田原アプリ。

タワーマンションの下層階には7区画の商業施設が設けられる予定となっているが、出店するテナントなどは2023年時点では未定となっている。

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