KONAN食彩館、2022年9月30日閉店- 震災被災の新甲南市場が前身、食品館アプロが11月に神戸初出店へ

兵庫県神戸市東灘区の JR神戸線住吉駅と摂津本山駅近くにある市場型食品スーパー「KONAN食彩館(甲南食彩館)」が2022年9月30日をもって閉店する。

小売市場が前身だった「甲南食彩館」

甲南食彩館を運営する「新甲南協同組合」は1996年7月に設立、1997年11月に再開発ビル「リヴロ新甲南」1階の商業フロアに開店した。建物は地上8階建で営業フロアは1階、売場面積は874㎡。運営会社の組合員数は11名。

KONAN食彩館。

同店は1995年1月の阪神淡路大震災で壊滅的被害を受けた小売市場「新甲南市場」を前身とする食品スーパーとして、「ちょっとおしゃれな自遊市場」「プロ集団型のスーパーマーケット」を掲げ、果物部「伊予屋」、精肉部「いろは精肉店」、鶏肉部「遠藤商店」、鮮魚部「魚祥」、塩干部「新甲南昆布店」、惣菜部「松井商店」、製麺部「福原製麺所」(直営製麺所併設)、ホルモン焼肉部「焼肉安べェ」、食品部「ジーアンドディ」など、市場時代から続く各部門の強みを活かした売場を展開。

各部門の強みを生かしたフロア構成だった。

徒歩圏内にはコープこうべ旗艦店(コープシーア・コープリビング甲南など)を始めとする競合大型店が数多くある激戦区ながら、近隣小学校(神戸市立魚崎小学校)の社会科見学受入れやイベント主催といった地域密着の取組みに加え、 組合Webサイトでの積極的な情報発信やネットスーパー「e食彩館」の展開、神戸開港150周年を記念した動画配信など意欲的な取組みで差別化を図っていた。

店舗跡には食品館アプロが神戸市内初出店

甲南食彩館跡には、2022年11月下旬を目処に関西地場大手食品スーパーのカノーによる「食品館アプロ甲南店」が開店する予定。カノーは公設小売市場を前身にもつ大阪府内・兵庫県内の食品スーパー運営受託や引継ぎで店舗網を拡大しているが、神戸市内には店舗を展開していなかった。同店開店により同社店舗は52店舗体制となる。
食品館アプロ甲南店ではテナントとして、精肉部のいろは精肉店と鮮魚部の魚祥が営業を継続するとしており、同社他店舗と同様に市場型食品スーパーの特徴を備えた店舗となることが予想される。

食品館アプロ甲南店(旧甲南食彩館)

住所:兵庫県神戸市東灘区甲南町3-6-12
営業時間:未定

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