ダイソーマロニエゲート銀座店、2022年4月15日開店-旧プランタンのニトリ跡、「THREEPPY」「Standard Products」併設のダイソー世界旗艦店に

東京都中央区銀座3丁目の百貨店「マロニエゲート2(旧プランタン銀座)」6階に、大手均一ショップ「大創産業」(本社:広島県東広島市)のグループ旗艦店「ダイソーマロニエゲート銀座店」が2022年4月14日に開店する。

ロードサイド型チェーンの都心進出支えるマロニエゲート

マロニエゲート2は、1984年4月にフランス大手高級百貨店「オ・プランタン」のフランチャイズ百貨店「プランタン銀座」として開業。開業当初はダイエー傘下であったが、2002年に読売新聞社と三越の傘下に運営母体が移行した。
同店は2015年4月に家具インテリア雑貨店「ニトリ」(本社:札幌市北区)の東京都心1号店を導入するなど生き残りを図ったが、経営方針の相違や売上減もあり、2016年12月の商号使用契約満了にあわせ一時閉店、2017年3月より現在の施設名となった。
その後、2020年6月に大手ファストファッション「ユニクロ」(本社:山口市)としては世界最大となるグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」が1~4階に出店したことで、施設の大部分をユニクロが占める事実上のユニクロビルとなった。

マロニエゲート銀座2。

ちなみに、同店は日本百貨店協会に加盟し続けているため、現在も百貨店として営業しており百貨店共通商品券が利用できる(ダイソーで利用可能かは不明)。

大創産業初の銀座出店・3ブランド共同出店に

ダイソーマロニエゲート銀座店は、2022年1月に閉店した「ニトリマロニエゲート銀座店」跡に出店するもので、売場面積は約1,645㎡。
ダイソーマロニエゲート銀座店。

マロニエゲート銀座店は、同社としては創業以来初となる銀座エリアへの出店、300円ショップ「THREEPPY」とサステナブルな新業態「Standard Products by DAISO」を加えた3ブランドによる複合店舗となる。
Standard Productsマロニエゲート銀座店。

300円ショップ「THREEPPY」もリブランディング

大創産業では、マロニエゲート銀座店の開店にあわせ、THREEPPYのリブランディングを実施する。
THREEPPYマロニエゲート銀座店。

リブランディングでは、THREEPPYが2018年の立ち上げ当初に掲げたテーマ「300円ではじまるハッピーな生活」を受け継ぎつつ、新たなコンセプト「あいらしい。そして私らしい。」を打ち出し、大人可愛い雑貨の追求と全商品ラインナップをオリジナル化をめざす。
(現時点では約2,400品中約9割がオリジナル商品)

ダイソーマロニエゲート銀座店

住所:東京都中央区銀座3-2-1
営業時間:午前11時~午後9時
休業日:なし※マロニエゲート銀座に準じる

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