京急電鉄グループ(神奈川県横浜市)の「京急ストア」が運営する駅売店(キオスク)「京急ステーションストア」が、2020年11月15日に全店閉店した。
京急の駅売店、新型コロナで全店閉店中だった
京急ステーションストアは京急の駅売店として誕生。
永年、京急ステーションコマースが運営しており、京急主要駅に展開、一部店舗では駅員が店員を兼ねていることも特徴であった。
出店していた大鳥居駅。
一方で、同社は2009年から一部店舗の「セブンイレブン京急ST」への転換を開始。2019年には運営会社が京急ストアに合併されており、2020年3月時点では、セブンイレブンに転換されていない店舗は横須賀地区などを中心とした19店となっていた。
出店していた堀ノ内駅。多くの店舗は横須賀地区にあった。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って4月ごろから各店を休業。そのまま全店ともに閉店となってしまった。
今後、これらの店舗がセブンイレブン京急STに転換されるかなどは、11月時点は発表されていない。
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