MEGAドン・キホーテ京都山科店、2019年4月7日閉店-ドンキグループ400号店、わずか1年半ほどで

京都市営地下鉄椥辻駅前のディスカウントストア「MEGAドンキホーテ京都山科店」が、2019年4月7日24時をもって閉店した。

MEGAドンキホーテ京都山科店。

ドンキ400号店を記念した店舗、わずか1年半ほどで撤退

MEGAドン・キホーテ京都山科店は2017年11月22日に京都市内初となるMEGAドンキ業態として開店。建物は地上4階建で、営業フロアは2~3階、売場面積は3,676㎡。
同店は「グループ400店舗」を記念する店舗でもあり、「歌舞伎座」を模した外観の一部には、同社の公式キャラクター「ドンペン」を意識したと思われるデザインが施されるなど、ユニークな建物が特徴であったが、わずか1年半ほどで撤退することとなった。
なお、ドン・キホーテHD(現・PPIH)は2017年当時、2020年を目処に500店舗を達成する中期経営計画「ビジョン2020」を進めていたが、2019年1月のユニー買収により目標店舗数を突破、並行して海外事業の強化を進めるなど、店舗数は依然として増加傾向にある。京都山科店の閉店により、グループの総店舗数は689店舗となった。(2019年4月8日時点)

競合激しい山科区

同店近隣は、以前より総合スーパー「ダイエーグルメシティヒカリ屋山科店」、高級食品スーパー「阪急オアシス山科店」、地場食品スーパー「マツヤスーパー大宅店」、ボックスディスカウント「サンディ山科椥辻店」が営業する商業激戦区であるが、ダイエーは2018年11月をもって一時閉店、ショッピングセンター「イオンタウン山科」への建替えと食品スーパー「イオンフードスタイル」への業態転換を検討していることから、最寄りの衣食住取扱いの大型店は2kmほど離れた西友のみなる。

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