イオンスタイル仙台卸町、2018年9月15日開業-東北最大級の「食」フロアなど約70店

仙台市若林区卸町のショッピングセンター「イオンスタイル仙台卸町」が、9月15日にグランドオープンする。

イオンスタイル仙台卸町。

地下鉄東西線卸町駅前に出店

イオンスタイルは仙台市地下鉄東西線卸町駅のすぐそばで、2016年までは地元の酒類卸売・小売業「カネサ藤原屋」の本部があった場所に出店。
建物は地上6階建て(売場は1階〜3階)で、延床面積は約46,434㎡、SC面積は約18,458㎡。
同名の総合スーパー「イオンスタイル仙台卸町」を核に、約70店舗の専門店が出店する。
すぐそばには東西線卸町駅がある。

地元の名店など東北最大級の「食」を展開-1階

1階はイオンスタイルの食品売場と飲食専門店を中心に構成される東北最大級の“食”のフロア。
イオンスタイル直営売場では、近くの仙台市中央卸売市場から仕入れた新鮮でお値打ちな青果、女川や石巻、塩釜といった地元漁港から仕入れた地獲れ・朝獲れ鮮魚、東北初のマグロ専門コーナー「まぐろのすべて。」などを展開する。

東北初展開の「まぐろのすべて。」

約700席を備えたフードコート「杜のオアシス」には、生パスタ&ナポリピッツァ専門店「ハミングバード」(県内6店舗)の新業態「モッチーズパスタ」、「らーめんくろく識」(榴岡)、ステーキ専門店「ミートヒバチ」(北仙台)、「中華麺飯 玄武」(柏木)、オムライス・洋食の「カンティーヌ・ルポゼ」(榴岡)、地元の海鮮卸問屋が運営する「丸福魚類」(卸町・ゆりが丘)、「ミルメルシークレープ」(仙台ロフト内)など、仙台・宮城で愛される名店が数多く出店。隣接するイオン直営のグローサラント型惣菜売場「リワードキッチン」、「ピッツァソリデラ」、「サンドウィッチショップ」の商品も持ち込むことができる。
フードコートには地元飲食店が数多く出店。

その他にも、ワッフル専門店「R.L」、「食とコト」のセレクトショップ「こととや」、パンケーキの「gram」、旭川のシュークリーム店「UMEYA」といった県外のショップをはじめ、「ずんだシェイク」が有名な「菓匠三全・ずんだ茶寮」、富谷市のケーキショップ「マッフェン」、農家レストランを展開する「六丁目農園」など県内の有名ショップも出店する。
なお、1階には認可保育園「ビックママランド卸町園(仮称)」が2019年春開園予定となっている。

宮城初のキッズリパブリックを展開-2階・3階

2階にはイオンスタイルの直営衣料品売場で、美と健康のコーナー「グラムビューティーク」、「イオン薬局」のほか、フィットネススタジオ「カーブス」(10月開業)など20の専門店が出店。
3階は宮城初となるベビー・キッズの専門店「キッズリパブリック」、家具・インテリアの「ホームコーディ」、「宮脇書店」、100円ショップ「セリア」など13店舗が出店する。

仙台エリアで怒涛の攻勢見せるイオン

イオングループは今回のイオンスタイルの他にも、東北大学キャンパス雨宮キャンパス跡地(仙台市青葉区雨宮)への「イオンモール(名称未定)」の出店を計画中。
さらには「イオンモール利府」(利府町)の新棟建設や、東北最大の商業施設「イオンモール名取」(名取市)の増床、イオンタウンによるあすと長町地区(仙台市太白区)での用地取得など、仙台エリアでの大型開発を相次いで予定している。
その一方で、仙台市中心部やその外縁エリアではミニスーパー「イオンエクスプレス」の出店ペースを加速。2020年には50店舗の展開を目指している。仙台市内で出店ペースを加速中のイオンエクスプレス。

「大」から「小」まで、仙台エリアで怒涛の出店・開発ラッシュを見せるイオン。イオンスタイル仙台卸町の出店は、あくまでも攻勢の「序章」に過ぎない。

イオンスタイル仙台卸町

住所:宮城県仙台市若林区卸町1-1-1
営業時間:1階は8:00-23:00、2階・3階は9:00-22:00

外部リンク:9月15日(土)「イオンスタイル仙台卸町」グランドオープン(イオン公式サイト)
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