小田急百貨店藤沢店、2018年6月より全面改装-百貨店縮小、事実上の業態転換へ

小田急電鉄と小田急百貨店は、藤沢市の「小田急百貨店藤沢店」を事実上の業態転換となる大規模改装をすると発表した。
改装は2018年6月から着手し、2019年春の開業を予定する。小田急百貨店藤沢店。

江ノ電藤沢駅直結の百貨店

小田急百貨店藤沢店は江ノ島電鉄が経営母体の百貨店「江ノ電百貨店」として1974年に開業。
1985年に江ノ電百貨店が株式会社藤沢小田急(現:小田急百貨店)に経営譲渡されると、同年からは小田急百貨店藤沢店として営業を続けている。
施設は地下1階、地上7階建てで、売場面積は12,641㎡。施設は小田急百貨店が所有している。
施設2階は江ノ電藤沢駅と直結しており、江ノ電の駅ビルとして開業した経緯がうかがえる。

小田急電鉄主体で大規模改装-開業は19年春を予定

今回の大規模改装は、駅ビルの運営ノウハウを有する小田急電鉄が事業主体となって実施。完成後は小田急百貨店が店舗の運営を担う。改装後の施設は、これまで小田急百貨店が培ってきた売場づくりの強みをベースに、小田急グループの持つ経営資源・ノウハウを活用し、話題性・独自性が高く集客力の優れた専門店を融合させるという。改装は2018年6月から開始し、2019年春の開業を目指す。
なお、リニューアル工事中も地階の食料品売場、1階の化粧品・雑貨売場、7階レストランフロアの一部店舗は営業を継続するとしており、地階・1階の2フロアのみは百貨店業態での営業を続ける可能性も高い。

殆どが専門店に…「百貨店らしさ」はどうなる?

改装の工事スケジュールや新たな商業施設の名称、店舗概要については決定次第発表するとしているものの、殆どのフロアが専門店へと転換するとみられるうえ、ニュースリリースには施設名の改称を示唆する記述もあり、「小田急百貨店藤沢店」の名称自体が存続するかどうかは不明だ。
小田急百貨店からの業態転換としては、2002年にビックカメラに転換された「小田急百貨店新宿店ハルク館」(現:小田急ハルク)、1998年に閉店した「小田急百貨店相模大野店」がアウトレットモール「エクサイト」に改装された前例がある。現在は旧相模大野店もハルクと同様にビックカメラなどが入居する専門店ビル「相模大野ステーションスクエアB館」となっており、かつての「百貨店らしさ」はほとんど見られない。相模大野ステーションスクエアB館。

大規模改装によって小田急藤沢店の「百貨店らしさ」は失われてしまうのか注目される。

ニュースリリース:小田急百貨店藤沢店は 2019 年春、新たな商業施設に生まれ変わります。 2018 年 6 月より、リニューアル工事を開始(小田急電鉄公式サイト)
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