東京都千代田区の秋葉原パーツ街の中心部に「APA HOTEL〈秋葉原駅電気街口〉」が8月28日に開業した。
アパホテル秋葉原駅電気街口(中央)とジャンク通り。
開業前に撮影したため一部に防音壁などが掛けられている。
パーツ街の中心にアパホテル、アプレシオがFC運営
アパホテル〈秋葉原駅電気街口〉は「ドスパラパーツ館」の跡地(「あきばおー」や「三月兎」跡地となり)に開業。
ドスパラパーツ館は「秋葉原ジャンク通り」(ベルサール裏、AKIBAカルチャーズZONE向かいを南北に走る通り)、「秋葉原パーツ通り」(ジャンク通りの1つ中央通り寄りを南北に走る通り)に面した好立地であったが2016年1月に閉館し、ドスパラ別館に移転・統合されている。
元々、この場所はパソコン製造大手の「MCJ」(旧社名:マウスコンピュータージャパン)の子会社が所有していたもので、ホテルはMCJの子会社であるネットカフェ大手「アプレシオ」により、アパホテルのフランチャイズ店として運営される。
建物は11階建て、部屋数は全117室。1階にはテナントとして、レストラン「STEAK HOUSE CANYON CITY(ステーキハウスキャニオンシティ)」が出店する。
エントランス(公式サイトより)。
館内のようす(公式サイトより)。
変化を遂げるジャンク通り-「ヲタ系ショップ」閉店相次ぐ
秋葉原ジャンク通りでは2016年の「ドスパラパーツ館」をはじめとして、2017年には「三月兎」、「ゲームショップ紙風船」、「コスプレショップみつば堂」などが相次ぎ閉店。一方で、コンビニ「ローソン」(2014年開店)、100円ショップ「キャンドゥ」(2016年開店)が新規出店するなど、その姿を大きく変えつつある。
ジャンク通り、パーツ通りという「電器街」を象徴する通りへの大型ホテル進出は、街の変化の象徴の1つとなろう。
アパホテル〈秋葉原駅電気街口〉
住所:東京都千代田区外神田3丁目11-4
外部リンク:アパホテル〈秋葉原駅電気街口〉
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