Ittenほりかわ、2017年4月8日開業-日南中心部の再開発複合ビル

宮崎県日南市中心部の再開発複合ビル「ふれあいタウンイッテンほりかわ」が4月8日にグランドオープンした。

イッテンほりかわ。

油津中心部の再開発ビル

「イッテンほりかわ」はまちづくり会社「日南まちづくり株式会社」が日南アミューズメントセンターと宮崎銀行油津支店を解体した跡に開業させた8階建ての複合ビル。
運河通り商店街の入口にあり、百貨店の日南山形屋に隣接、複合商業ビルのサピア日南ショッピングセンター(旧・寿屋)、日南ボーリングセンター(旧・旧・寿屋)からも歩いてすぐの場所で、商店街を挟んで立体駐車場「いってんパーク」も備える。なお、宮崎銀行は敷地内に移転している。
総事業費は20億7000万円。

運河通り商店街を挟んだ景観。


隣接する日南山形屋。地域唯一の百貨店。

「百貨店、スーパー、商店街、医療機関が近い」ことをウリに活性化目指す

イッテンほりかわのコンセプトは「「子育て支援施設」「市民活動支援施設」「商業施設」「介護医療住居」「医療施設」「メディアセンター」「居住施設」「市民憩いの場」が一体となった、まちなか快適便利生活拠点の提供」。

イッテンほりかわ・商店街側より。

1階は日南市の子育て支援施設、ケーブルテレビ局、IT関連企業のオフィス、カフェなどの個人商店、2階が日南市民活動支援センター「日南市創客創人センター」、屋上庭園、3階がクリニック(内科、歯科)、4~5階が高齢者住宅(25室)、6~8階が分譲マンション(17戸)となる。
屋上庭園には木が植えられるほか、ボルダリングウォール(壁登り)を設置する。
また、立体駐車場「いってんパーク」の下層階には薬局、飲食店などと1坪店舗(家賃7000円/月)が設けられている。いってんパークの駐車料金は1時間100円だが、商店街の提携店舗利用で2時間無料となる。

立体駐車場棟。1階には1坪店舗も。

開業日となった8日には記念式典が挙行され、地元アイドルグループ「MKM-ZERO」などによるライブも行われるなど賑わった。
日南市油津の中心部では、活性化事業により新たな店舗も少しずつ増えてきている。日南市とまちづくり会社は、この再開発ビルの完成により更なる活性化にはずみをつけたい考えだ。

サンプラージュ岩崎商店街。

外部リンク:日南まちづくり株式会社
関連記事:スーパー江南小林店跡地に再開発ビル、1月22日着工-松栄ストアー出店へ

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マルショク子飼、西友サニー水前寺、ツタヤ田崎など2017年5月迄に相次ぎ再開-熊本地震被災地、”建替え”も続々決定

熊本県・大分県の熊本地震の被災地で、店舗の建替えや移転による大型店の営業再開が進んでいる。

マルショク子飼店、5月3日再開

マルショク子飼店」(熊本市中央区)は1967年開店。子飼商店街の核店舗であり、熊本市における大型総合スーパーのさきがけ的店舗(寿屋下通店は1968年5月開店)で、マルショクの熊本県出店1号店だった。のちにサンリブ子飼に改名、3階にはダイソーも出店していた。

旧・マルショクサンリブ子飼。

新店舗は平屋で、売場面積は約1,000㎡。店舗は以前よりもかなり小さく、特に近くにある熊本大学の学生にとってはダイソーが無くなったことは非常に残念であろう。
開店50年という節目に新店舗に生まれ変わり、今後も商店街の核店舗として歴史を刻むこととなる。

マルショク子飼店・イメージ(公式サイトより)。

西友サニー水前寺店、4月27日再開

サニー水前寺店」(熊本市中央区)は1963年開店。
新水前寺駅前電停の前に位置しており、岩田屋傘下のスーパーマーケットとして設立されたサニーの1号店としても知られる。
 
旧・サニー水前寺店。

新店舗の売場面積は998㎡。
サニーは2001年に西友の傘下となっており、西友の新型店舗と同様に東京オリンピックのエンブレムを手掛けたことでも知られるデザイナー・野老朝雄氏によりデザインされた改装モデルをサニーに初採用した。
新店舗も旧店と同様に24時間営業となる。
サニー水前寺店(プレスリリースより)。

TSUTAYA田崎店、4月21日再開

TSUTAYA田崎店」(熊本市西区)はAVクラブ田崎店(熊本市西区)として1996年開店。親会社のスーパーマーケット「寿屋くらし館」との複合店舗だった。

移転元となったTSUTAYA AVクラブ田崎店跡。

新店舗は隣接するマックスバリュ田崎店跡(旧・寿屋くらし館)に移転。店舗名はTSUTAYA田崎店となる。
TSUTAYA田崎店は旧・寿屋傘下のニューコ・ワンの運営で、同社では熊本地震以降に旗艦店である「蔦屋書店 熊本三年坂」(カリーノ下通内)や「TSUTAYA AVクラブ」を改装のうえ順次営業再開させており、田崎店でも営業再開に向けた既存店舗の改装工事、新店舗への移転準備が行われていた。同店の再開により、熊本県のTSUTAYAは全店が営業再開を果たすこととなった。

TSUTAYA田崎店(プレスリリースより)。

TSUTAYA田崎店は売場面積を旧店舗の約1.5倍となる約430坪(約1421㎡)に拡大。
コンセプトに「家族と、仲間と、集えるTSUTAYA」を掲げ、熊本初となるイタリアン・ナポリピッツァ専門店「Napoli’s PIZZA & CAFFÉ」やリーディングスペース、キッズスペースを併設する。

空輸された本場イタリア食材が楽しめるNapoli’s PIZZA & CAFFÉ。

丸勢、黒潮市場(益城寿屋)、富士観ホテルなど建替えへ

このほかにも、各地で店舗の再建が進んでいる。
地震により、3 階および1 階フードコートが閉鎖されていた「ゆめタウンはません」(旧・ニコニコドークリスタルモールはません、クリモ)が4月20日に全館営業再開したほか、「マルショクサンリブ清水」(熊本市北区)、「マルショクサンリブ健軍」(熊本市東区)、「ショッピング丸勢健軍店」(熊本市東区)、「黒潮市場(寿屋)益城店」(益城町)、「別府富士観ホテル」(大分県別府市)の各店は、全半壊した旧店舗を解体して新店舗を建築する方針を示しており、一部では既に建て替え工事が行われている。
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熊本市東区で全壊したスーパー「ショッピング丸勢 健軍店」。

解体すすむ別府富士観ホテル。

資材不足もあり、一部では工事が遅れ気味であるというが、いずれも地域で長年に亘って親しまれてきた店舗であり、早期の営業再開が期待される。

外部リンク:マルショク子飼店
外部リンク:4月27日 9:00、サニー水前寺店営業再開 建て替えにより、鮮度と利便性をさらに強化(西友)
外部リンク:「TSUTAYA田崎店」平成29年4月21日1年ぶりのリニューアル・オープン(ニューコ・ワン)
外部リンク:丸勢の元店長のOOの話(ショッピング丸勢)
関連記事:カリーノ下通(寿屋)、6月10日全館再開-蔦屋書店、全面リニューアル
関連記事:マクドナルド熊本新市街店、4月19日全面再開へ-通称「角マック」、3月31日に一部営業再開
関連記事:【熊本地震、主な営業休止商業施設の状況】
関連記事:マルショク、熊本地震でサンリブ3店舗を解体-再開は未定 

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ブックファースト渋谷文化通り店、6月4日閉店-跡地にヴィレッジヴァンガード本店、7月14日開店

渋谷駅近くの大型書店「ブックファースト渋谷文化通り店」が6月4日に閉店し、跡地にヴィレッジヴァンガードの旗艦店「ヴィレッジヴァンガード渋谷本店」が7月14日に出店する。

ブックファースト渋谷文化通り店。

渋谷109前のブックファースト、10年の歴史に幕

ブックファースト渋谷文化村通り店は2007年10月開店。
1998年に開店した旧・渋谷店のビル建て替えに伴う移転による出店で、ファッションビル「SHIBUYA109」前にあるみずほ銀行地下1~2階に立地していた。
旧・渋谷店(現:H&M渋谷店の場所)は6階建てで、大阪市に本店を置く同社にとって東京の旗艦店として親しまれたが、移転後は規模を縮小していた。その一方で、ブックファーストは2008年に東京の新たな旗艦店として「モード学園コクーンタワー」内にブックファースト新宿店を開業させている。

「ヴィレヴァン本店」、開店記念イベントも実施

一方のヴィレッジヴァンガードは、渋谷センター街の旗艦店「渋谷宇田川店」(2011年開業)を2017年3月に閉店させたばかり。この閉店もビルの建て替えに伴うもので、同店の閉店によりヴィレッジヴァンガードは渋谷区から姿を消しており、近隣に新たな出店地を探していたという。
7月14日に開業する新店舗は「ヴィレッジヴァンガード渋谷本店」の名称で、同社の新たな旗艦店となる。
7月14日以降、以下のとおり記念イベントも実施される予定。

  • 7月14日(金): 愛☆まどんなさん×コバルト爆弾αΩライブペイント
  • 7月15日(土):でんぱ組.inc夢眠ねむさん&たぬきゅん来店イベント
    ※夢眠ねむさんは7月14日が誕生日
  • 7月16日(日):虹のコンキスタドール+ベボガ!(虹コン黄組)
ヴィレッジヴァンガード渋谷本店

住所:東京都渋谷区宇田川町23番3号
渋谷第一勧銀共同ビル地下1階~地下2階
営業時間:10:00~23:00(予定)

外部リンク:ブックファースト
外部リンク:ヴィレッジヴァンガード渋谷本店(ツイッター)
関連記事:GAP渋谷店、5月7日閉店-GAP日本旗艦店の1つ
関連記事:ニトリ渋谷店、2017年6月ごろ開店-丸井・シダックス跡に「都心初」単独旗艦店

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阪急梅田駅高架下「阪急三番街」4月27日リニューアル-古書のまちも移転

阪急梅田駅の高架下で営業する商業施設「阪急三番街」が4月27日に大規模リニューアルを終えた。

2016年から段階的に改装を続けていた阪急電車中央のりば。

阪急梅田駅併設の商業施設、大幅リニューアル

阪急三番街は阪急梅田駅の高架下に1969年11月開業。施設は地下2階〜地上2階を占める北館・南館の2館で構成され、売場面積は34,300㎡。
阪急阪神ビルマネジメントが管理、運営しており、インテリア雑貨専門店「UMEDA Francfranc」、玩具・雑貨専門店「キディランド大阪梅田」、大型書店「紀伊国屋書店梅田本店」、手芸専門店「ユザワヤ」を始めとする255店舗が営業する。
今回の改装では印象的な新スポットの誕生や新規36店舗を含む全73店舗の新装出店などが行われ、施設のイメージを大きく変えるリニューアルとなった。

古書街も移転の「うめ茶小路」-南館1階、紀伊国屋隣に

南館1階・紀伊国屋書店隣にあった女性向け雑貨・靴専門店街「マドレーヌアベニュー」は、和をテーマにした専門店街「うめ茶小路」(約770㎡)にリニューアル。全13店舗の専門店のうち9店舗が、三番街隣にあった古書店街「阪急古書のまち」(1975年開業)から移転してきた古書店、専門書店、骨董品・美術品取扱店などの店舗となった。
紀伊国屋書店の旗艦店である梅田本店と隣接することで、「温故知新」な相乗効果も期待されるところだ。

移転してきた古書のまちが入居するうめ茶小路。

京阪神の象徴を再現「レゴ展示」-北館1階、水族館跡に

2016年8月に閉鎖した北館1階の「かわいい水族館」跡には、日本唯一のレゴブロック認定ビルダーである三井淳平氏が手掛ける作品展示「HANKYU BRICK MUSEUM」が開設された。「阪急・阪神沿線の街並み」や、「阪急梅田駅」、惜しまれつつ閉鎖した「かわいい水族館」など、京阪神地域を象徴する景色や施設をレゴブロックで再現した全5作品が展示される。

HANKYU BRICK MUSEUM。


レゴブロックで再現された阪急・阪神沿線の街並み。

「三世代ファミリー」テーマに充実-主な新テナント

北館1階・地下1階では「三世代ファミリー」をテーマに掲げ、スキンケア・食物販中心の店舗構成にリニューアルを実施。
ニトリの都市型業態「ニトリ デコホーム」や東京ドームが運営する共感型セレクトコスメショップの新業態「Crème et Rouge」(クレームエルージュ)、和素材のグロサリー専門店「久世福商店」、キッチン雑貨店「212キッチンストア」が新規出店。また、キディランドや先述のレゴ展示との相乗効果が期待される「レゴストア」の新コンセプト店舗やウルトラマンの公式ショップ「ウルトラマンワールドM78」(3月16日先行開店)、スポーツカードに強みを持つカードゲーム専門店「MINT」(4月1日先行開店)なども開店した。

地下2階の噴水「アクアマジック」は6月4日に撤去

施設が大規模リニューアルを終えた一方で、地下2階の噴水モニュメント「アクアマジック」は老朽化のため6月4日をもって撤去されることとなった。
アクアマジックは1990年5月の三番街リニューアル時に設置。施設の象徴的存在として約27年にわたり利用客から愛されてきた。
モニュメント撤去後の活用方法について、阪急三番街は公式サイトで「今後は新たなスポットとして皆様のお目にかかれるよう準備を進めて参ります」としている。撤去される「アクアマジック」。(阪急三番街公式サイトより)

外部リンク:「阪急三番街」が4月27日(木)リニューアルオープン!(阪急電鉄・阪急阪神ビルマネジメント)
外部リンク:阪急三番街に新たなスポット「HANKYU BRICK MUSEUM 」「うめ茶 小路 」が誕生(阪急電鉄・阪急阪神ビルマネジメント)
外部リンク:営業開始前の館内通路一部試験開放のお知らせ(阪急三番街)
外部リンク:アクアマジック撤去のお知らせ(阪急三番街)
関連記事:大阪駅南口に大型歩道橋「スカイウォーク」10月1日完成-“梅田ダンジョン”解消へ期待
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