2017年4月まで改装をおこなっている福岡市中央区のファッションビル「イムズ」(Inter Media Station)は、改装の目玉として4階に「紀伊國屋書店」が出店することを発表した。

イムズ。
イムズ、2016年秋から2017年春にかけてリニューアル
イムズは1989年4月に開業した福岡市中央区天神の三菱地所系ファッションビル。西鉄福岡駅向かいに立地し、地下2階、地上14階建で、売場面積は17,109㎡。
当時流行した金色を用いた外装は、天神のランドマークの1つとして30年近くに亘って親しまれている。
紀伊國屋書店の出店はイムズが2016年11月から2017年4月にかけて実施している改装の一環で、改装をおこなうのはおもに3階から7階にかけての中間層。このほか、エントランスやイルミネーションのリニューアルもおこなう。投資額は約2億円。

改装コンセプトポスター(公式サイトより)。
今回の改装では、「よき大人たちのグッドライフサポーター」をテーマに、靴店「ABC-MART」、100円ショップ「キャンドゥ」、インテリア雑貨店「ルピー」、イタリアンカフェ併設のフィットネスクラブ「GCミラノ」(日本初出店)、白衣専門店「アンフェミエ」などが順次出店しているほか、オフィスゾーンには託児所併設のオフィス「ママスクエア」が開設されている。
紀伊國屋書店、4階に-天神に10年ぶり再出店
紀伊國屋書店が新たに出店するのはイムズの4階。
紀伊國屋書店はかつて隣接する西鉄系ファッションビル「天神コア」に1976年より出店していたが、2007年に撤退。その後、博多バスセンターやゆめタウン博多へは出店していたものの、天神地区への出店は約10年ぶりとなる。
また、地元紙・西日本新聞によると、紀伊國屋書店はファッションビルへの出店ということもあり、美容に関する書籍や雑誌を集めた「レディーススペース」を設けるほか、店内に各種イベントを実施するスペースも設置される予定だという。
天神地区では、イムズに隣接するMMT(メディアモール天神、旧・マイカル天神ビブレPART2)にジュンク堂書店が出店するほか、リブロ、蔦屋書店なども出店しており、書店競争が激化することになる。
追記:紀伊國屋書店の開店日は4月26日となる。
外部リンク:イムズ、着替え中。(イムズ)
外部リンク:紀伊國屋書店
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セーブオン、2018年中に全店舗をローソンに転換-屋号消滅へ
ベイシアグループの中堅コンビニエンスストア「セーブオン」(SAVE ON、本社:前橋市)は、セーブオンの全店をローソンに転換させることを発表した。

セーブオンの店舗(熊谷市)。
セーブオン、屋号消滅へ-ローソン名でセーブオンが運営
セーブオンは伊勢崎市に本社を置く大手スーパー「いせや」(現:ベイシア)のコンビニエンスストア部門として1983年に誕生。
ベイシアグループの強みを生かし、「39円アイス」など大手他社よりも格安のプライベートブランド商品を販売していたことも特徴で、2017年2月現在は北関東・新潟県を中心に503店舗を構える。
一部店舗では、上州名物「焼まんじゅう」の店内調理設備を備えるほか、群馬県を拠点とするJリーグ「ザスパ草津」(ザスパクサツ群馬)とのコラボレーション店舗の運営や、2013年からはセイコーマート(セコマ、札幌市)の一部商品の取り扱いを開始するなど、独自の取り組みもおこなっていた。
その一方で、セーブオンはローソンのフランチャイジーとしてローソンの経営も行っており、2012年からは北陸地方・東北地方を中心に既存店舗の一部をローソンに転換していた。
今後、セーブオンの店舗は全てがローソンに転換される(閉店する店舗を除く)。
旧セーブオンの店舗は、セーブオンがフランチャイジーとして引き続き運営をおこなうが、「セーブオン」の屋号は消滅することになる。
寡占化すすむコンビニ、ローソンは中堅との提携強める
コンビニエンスストア業界の大手3社の寡占化が進むなか、ローソンは中堅コンビニとの提携を強めており、提携関係にある「スリーエフ」(横浜市)、「ポプラ」(広島市)とは、両店の商品を販売するダブルネーミング店舗「ローソンスリーエフ」、「ローソンポプラ」の展開をおこなっている。
外部リンク(プレスリリース):群馬県・栃木県・新潟県・埼玉県・千葉県におけるメガフランチャイズ契約の締結について(セーブオン)
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マルナカ屋島店、2017年1月31日閉店
香川県高松市高松町のJR屋島駅近くにあるイオン系の総合スーパー「マルナカ屋島店」が、1月31日午後6時をもって閉店した。

最終営業日を迎えたマルナカ屋島店。
古高松・屋島を代表する老舗スーパー、41年の歴史に幕
マルナカ屋島店は1976年7月開店。地上4階建てで、売場面積は3,644㎡。建物はマルナカが所有している。
JR高徳線屋島駅ちかくの旧国道11号(県道155号線)沿いに立地し、高松市のベッドタウンとして発展した古高松(屋島)地区を代表する老舗総合スーパーだった。
しかし、開店から41年が経過し、建物の老朽化が進んでいたことが閉店に繋がったものと思われる。
かつては仮面ライダーの舞台にも
営業最終日は1階食品売場、2階ファッション・生活雑貨売場のみの営業となった。以前はテナントとして3階に「宮脇書店」などが営業していたほか、3階には寝具売場などがあった。

入口に掲示された閉店のお知らせ。
また、マルナカ屋島店は「仮面ライダーブラックRX」34話(1989年放送、テレビ朝日系/瀬戸内海放送)のロケ地としても知られており、特撮ファンからの閉店を惜しむ声も聞かれた。
2017年2月現在、店舗跡地の活用方法などは明らかになっていない。
外部リンク:マルナカ公式サイト
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イトーヨーカドー上大岡店、3月20日閉店-デニーズ日本1号店も歴史に幕
横浜市港南区の上大岡駅近くにあるショッピングセンター「イトーヨーカドー上大岡店」が2017年3月20日をもって閉店する。

イトーヨーカドー上大岡店。
デニーズ日本1号店が出店、ヨーカドーとともに閉店か
イトーヨーカドー上大岡店は1974年4月開業。京急本線上大岡駅から南に徒歩10分ほどの住宅地に出店する。
建物は3階建てで、売場は1~2階、3階は事務所と駐車場になっている。建物はイトーヨーカドーが所有し、売場面積は16,146㎡。そのうちイトーヨーカドーが9,535㎡を占める。
このうち、イトーヨーカドーゾーンには2014年10月には100円ショップ「ダイソー」が、2015年10月には紳士服チェーン店「洋服の青山」が出店するなど、近年は大型専門店を導入することで効率化を推し進めていた。
また、イトーヨーカドー上大岡店の1階には、イトーヨーカドー開店時からアメリカ発祥のファミリーレストラン「デニーズ」の日本1号店である「デニーズ上大岡店」が出店していることでも知られるが、こちらもイトーヨーカドーの閉店に合わせて歴史に幕を下ろす可能性が高い。
デニーズ日本1号店が出店。
1999年には上大岡店の約1km北に日揮が運営するショッピングセンター「イトーヨーカドー横浜別所店・ジョイフルガーデンシティ」(売場面積13,059㎡)が開業しており、上大岡のヨーカドーは2店体制となっていた。
上大岡店の周囲には住宅団地が多くあるものの、他スーパーとの競合に加えて自社競合もあり、さらに建物が築43年と老朽化が進んでいたことも閉店の一因であると思われる。
閉店セール、2月1日より開催
イトーヨーカドー上大岡店では、2月1日より閉店セールが開催される。
店舗跡地の活用方法などについては、2月時点ではまだ発表されていない。
外部リンク:イトーヨーカドー上大岡店
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