ヤオコー東鷲宮店、2024年9月25日開店-旧ダイエー・イオン跡地、久喜市コミュニティセンター併設の大型複合施設に

埼玉県久喜市のJR宇都宮線(東北本線)東鷲宮駅前にあるイオン東鷲宮店跡地に、埼玉地場大手系食品スーパー「ヤオコー東鷲宮店」を核とする複合商業施設が2024年9月25日午前9時に開店する。

40年近く地域に親しまれた「ダイエー東鷲宮店」

イオン東鷲宮店は、1986年4月にダイエーグループの総合スーパー「ダイエー東鷲宮店」として開店。営業フロアは1~2階で店舗面積は9,970㎡。
ダイエー東鷲宮店は開店以来、地域随一の商業施設「パルモール」の核店舗としての役割を担ったが、ダイエーのイオングループ子会社への移行と総合スーパー事業縮小にともない、2016年3月に「イオン東鷲宮店」となった。
その後、2022年4月にイオンが撤退、同年度中までパルモール専門店街の一部店舗が営業を継続していたもの、2023年春をもって全館閉館し解体となった。
なお、イオンは2022年5月に事実上の後継店「イオンスタイル南栗橋」を開店している。

ヤオコー核の複合商業施設に

ヤオコー東鷲宮店の敷地面積は約11,909㎡、ヤオコー直営店舗面積は約2,687㎡、延床面積は約11,922㎡。東鷲宮店開店により同社店舗は191店舗体制となる。

ヤオコー東鷲宮店。

直営食品フロアでは、ストアコンセプトに「お客様に食の【豊かさ】と【楽しさ】をお伝えできるお店」を掲げ、オープンキッチンの鉄板による「鉄板焼ガーリックライス」や店内加工の冷惣菜「CREATIVE y’s DELI」、インストアベーカリーでの焼きたてピザの提供を行うなど、ヤングファミリー層に特化した売場づくりを図る。
このほか、施設内にはヤオコーに加え、ドラッグストア「スギ薬局」や100円ショップ「ダイソー」といった専門店16店舗を導入。久喜市がヤオコーから施設を賃借するかたちで「桜田複合施設」を展開し、行政窓口や会議室・イベントホールを中心とする「久喜市桜田コミュニティセンター」「久喜市屋内型こどもの遊び場」を構築するなど、地域生活を支える施設となる。

ヤオコー東鷲宮店

住所:埼玉県久喜市桜田3丁目2番1
営業時間:午前9時~午後9時45分

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