静岡県浜松市の遠州鉄道(遠鉄電車/赤電)八幡駅近くに、イオングループのマックスバリュ東海(本社:静岡県浜松市東区)が運営する食品スーパー「マックスバリュ浜松助信店」が2023年7月28日に開店した。
2023年1月に一時閉店していたマックスバリュ
マックスバリュ浜松助信店は2004年9月に開店。建物は平屋建で店舗面積は1,420㎡。
同店は遠鉄八幡駅やヤマハ本社に近い好立地にあったが、2014年7月にフィールコーポレーション(旧ナフコカニエ)の食品スーパー浜松1号店「フィールハミング」が開店するなど競争環境が変化したこともあり、2023年1月10日をもって一時閉店していた。
ビオセボンやミスドを備えた最新店舗に
マックスバリュ浜松助信店新店舗の建物は地上2階建で店舗面積は1,916㎡、直営売場面積は1,737㎡。同店の開店によりマックスバリュ東海の運営店舗は237店舗体制、浜松市内では13店舗体制となる。
マックスバリュ浜松助信店。
同店では生鮮(農産・水産・畜産)売場のうち、農産部門では地元農家共同配送システム「やさいバス」を活かした新鮮野菜や有機JAS認証の農産物を取扱うほか、地元農協コーナー「JAとぴあ浜松ファーマーズマーケット」を展開。
水産部門では「浜松市場」「舞阪漁港」直送の丸魚・切身・お造り、畜産部門では遠州米豚・ふじのくにハーブ鶏を取扱うほか、冷凍食品や半調理品など簡便商品を充実化することで買物客のニーズに対応した売場をめざす。
デリカ(惣菜・寿司・ベーカリー)売場においても店内調理の弁当やホットデリカ、中華惣菜、焼き上げパンに加え、「遠州焼き」「トリイソース使用焼きそば」といった浜松ならではの商品や自社管理栄養士監修商品を取扱うことで、地元の味や健康志向需要に対応する。
マックスバリュ浜松助信店のイートインコーナー。
また、ステーブル(グロサリー・デイリー・ノンフーズ)売場では、イオングループと提携関係にあるフランス・パリ発の有機食品スーパー「ビオセボン」コーナーを導入するなど、糖質オフや大豆ミート、オーガニックなど健康に配慮した商品を拡充する。
そのほか、同社がFC展開する「ミスタードーナツ マックスバリュ浜松助信ショップ」や多目的キッチンスタジオ「ちゃんとごはんSTUDIO」、「イオンネットスーパー」(浜松市中区エリア)配送拠点、「UberEats」(取扱品目約5,000種類)、イートインコーナーの導入を打ち出すなど、最新の店舗として生まれ変わることとなった。
マックスバリュ浜松助信店
住所:静岡県浜松市中区助信町6番12号
営業時間:24時間営業
関連記事:カネスエザザシティ浜松店、2022年9月29日開店-静岡初出店、スーパー生鮮館TAIGA核のフードワールド跡に
関連記事:マックスバリュエクスプレス浜松中央店、2022年7月28日開店-CGCフィーネ東田町店跡に
関連記事:遠鉄百貨店、2019年10月までに改装リニューアル-東急ハンズは9月13日開店
関連記事:MEGAドン・キホーテUNY浜松泉町店、2019年8月6日開店-ピアゴ跡に
関連記事:浜松市で「百貨店松菱と中心市街地回顧展」開催、2017年6月26日から-創業80年で