イオンモール横浜西口、2023年秋開業-横浜駅前のダイエー跡に

神奈川県横浜市西区の横浜駅西口にあったダイエー横浜西口店跡に「(仮称)イオンモール横浜西口」が2023年秋に開業する。

(仮称)イオンモール横浜西口。

岡田屋モアーズ系スーパー・サンコー→ダイエー跡地

ダイエー横浜西口店は、横浜岡田屋(モアーズ)傘下のスーパー「サンコー横浜西口店」として現在の本館部分に1968年開業。
その後、ダイエーに経営譲渡、増床されて1972年4月に「ダイエー横浜ショッパーズプラザ」としてリニューアルオープンした。
なお、サンコーは1981年に当時ダイエーグループだったマルエツと合併、消滅している。
その後、店名は「ダイエー横浜西口店」に改称された。
本館(1-2階、3-10階はUR南幸市街地住宅)と新館(1-7階)で構成され、売場面積は11,348㎡。建物は権田金属工業が所有していた。

ダイエー横浜西口店。

館内には多くの専門店も出店しており、永年に亘ってダイエーの旗艦店として親しまれたが、老朽化のため2019年2月に閉店していた。

ダイエー跡、イオンモールに

「(仮称)イオンモール横浜西口」のコンセプトは「YOKOHAMA LIFE BASE」。
駅側に権田金属工業が10階建ての商業施設棟を、西側に独立行政法人都市再生機構(UR)が22階建て・約250戸の住宅棟を建築する。イオンモールは権田金属工業から商業施設棟を賃貸借する。
商業施設棟の延床面積は約3万5000㎡、総賃貸面積は約2万㎡となる。なお、テナントや核店舗がダイエーとなるか、もしくはイオンスタイルなど他業態となるかについては7月時点で発表されていない。
イオンモールは「隣接する横浜ビブレと併せて、横浜駅西口エリアの商業環境の賑わいに寄与できる施設として、また、地域の皆さまの日々の暮らしを支えながら、新たなニーズにお応えできる商業施設を創る」としている。

(仮称)イオンモール横浜西口

住所:神奈川県横浜市西区南幸2-16-1

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