お菓子ドンキ・お酒ドンキ、2021年5月21日開店-東京駅前・八重洲地下街に「品目特化型」新コンセプト店

東京都中央区の東京駅に直結する地下商店街「八重洲地下街(ヤエチカ/Yaechika)」に、パン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の新コンセプト店舗「お菓子ドンキ」「お酒ドンキ」が2021年5月21日午前9時に開店する。

東京駅直結という好立地を活かした「ヤエチカ」

八重洲地下街は1965年6月に開業。建物は地下4階建、店舗面積は約15,600㎡、延床面積は約64,300㎡。
地下1階にはショッピングモールとして専門店約180店舗が出店。地下2~3階には駐車場(東京駅八重洲パーキング)や会員制貸会議室(八重洲倶楽部)を備えるなど、東京駅直結という良好な立地を活かした複合商業施設となっている。

東京駅前初のドンキは菓子・酒類特化型の新業態に

ドン・キホーテの新店舗は八重洲地下街のショッピングモールフロア(地下1階)に出店するもので、売場面積は169㎡。

ドンキ新店舗「お菓子ドンキ」「お酒ドンキ」のロゴ。

新店舗ではドンキ厳選のアジアの輸入菓子を中心としたワールドイーツコーナーやアミューズメント性のある菓子を集めたコーナーを開設するなど、売場ごとに異なる国や地域の商品を展開。あわせて、希少価値の高い高額酒・洋酒・クラフトビール・若年層に人気の高いパーティードリンクなどのリキュール類、珍味・おつまみを拡充するなど、お菓子とお酒に絞った“専門店的な品揃え”を備えた店づくりを行う。

「お菓子ドンキ」「お酒ドンキ」。
ファミマやカルディと隣接する区画に出店する

コロナ禍で空き店増える地下街の「救世主」に?

ドンキが出店する八重洲地下街は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2021年中にもSoup Stock Tokyoや上島珈琲店、CAFE de CRIE、杵屋そじ坊といった店舗が相次ぎ撤退、5月時点で20店舗ほどの空き店舗を抱えている。
お菓子ドンキが出店する区画はレディスアパレル「AS KNOW AS PINKY」が、お酒ドンキが出店する区画は老舗喫茶店「ティールームアポロ」が2020年まで営業していたが、2021年からは“催事区画”となっており、両区画のドンキは半年~1年ぶりとなる常設店舗となった。

地下街の通路をまたぐかたちで出店するドンキ2店舗。

お菓子ドンキ・お酒ドンキ

住所:東京都中央区八重洲 2-1 八重洲地下街北 1 号(外堀地下 2 番通り)
営業時間:午前9時~午後11時

関連記事:東京會舘銀座スカイラウンジ、2020年12月30日閉館-交通会館の回転レストラン、55年の歴史に幕
関連記事:日比谷OKUROJI、2020年9月10日開業-有楽町~新橋駅間、JR東海・JR東日本共同開発の「東日本エリア」
関連記事:日比谷グルメゾン、2020年7月9日開業-有楽町~新橋駅間、JR東海・JR東日本共同開発の高架下飲食街に

このエントリーをはてなブックマークに追加