大阪府門真市の複合商業施設「門真プラザ」北館に出店する総合スーパー「イズミヤ門真店」が、地下1階(食品売場)以外の全フロアを2020年6月7日に閉店する。
門真プラザ。
門真市駅前の複合商業施設「門真プラザ」の核店舗
門真プラザは、1973年4月に門真市駅前再開発事業の一環として開業。建物は地上12階地下1階塔屋2階建、敷地面積は9,652㎡、売場面積は9,293㎡、延床面積は41,660㎡。門真市やパナソニック、H2Oリテイリンググループが出資する第3セクターの門真都市開発ビル(1978年設立)が管理・運営する。
門真プラザはイズミヤ直営売場を核に、100円ショップ「キャンドゥ」や「アミーゴ書店」、ハンバーガーショップ「マクドナルド」、「ホリーズカフェ」、うどん・そば・明石焼店「茶房ひまわり」といった専門店が入居していたが、2019年8月に3階を閉鎖、2020年5月には2階を閉鎖するなど段階的にフロアを縮小、イズミヤ内専門店も順次撤退していた。
門真プラザ、将来的な再開発へ
門真市は2018年以降、築45年が経過し老朽化が進む門真プラザと駅前広場の一体再整備を検討しており、2019年には公募型プロポーザル方式による門真プラザ再整備事業支援業務委託事業者の選定を行っている。
今回のイズミヤ直営売場地下1階集約により、再整備事業の実現に弾みがつくと思われる。
追記:1・2階には再開発まで当面のあいだ専門店が入居する。
関連記事:フレスコ寺方店、2020年4月29日閉店-ニチイ新業態1号店跡、40年の歴史に幕
関連記事:サボイ豊里味道館、2020年2月20日閉店-旧・豊里センター、57年の歴史に幕
関連記事:バロー淡路店、2019年7月19日開店-大阪市内初のバロー、淀川キリスト教病院跡地に
関連記事:ライフ新大阪店、2019年5月31日閉店-旧ライフ大阪本社・ラヴィーレ新大阪