幕張新都心拡大地区新駅設置調査会は、JR京葉線の「イオンモール幕張新都心」前に設置される新駅の基本調査結果を発表した。
新駅・完成予想図。
イオンモール幕張新都心前の新駅、基本計画発表
今回、調査結果を発表したのは、イオンモール、千葉県、千葉市、習志野市の4者でつくる「幕張新都心拡大地区新駅設置調査会」。新駅の基本計画はJR東日本が作成した。
新駅は、千葉市美浜区のJR京葉線海浜幕張駅-新習志野駅間に設置されるもので、JR東日本京葉車両センター(車庫)の隣接地にあたる。
駅予定地の前にはイオングループの旗艦店である「イオンモール幕張新都心」(延床面積40万2000㎡)や、会員制スーパー「コストコ幕張倉庫店」があり、すでに駅前広場、ロータリーの整備なども行われている。
新駅・位置図。
イオンモール幕張新都心。
計画では、新駅舎を現在整備されている駅前広場の前に設置し、下り線ホームは地上に、上り線ホームは高架上に設置される。
また、駅北側に通り抜けられる自由通路(約150m)も整備される予定だという。
総工費は概算で約180億円を見込む。
新駅・駅舎計画。
新駅・ホーム計画。
新駅完成までは約10年?
一方で、今回の調査結果によると、設計・調整期間なども含めて新駅の工期は約6年、自由通路も含めた全工期は約7年とされている。
イオンモール完成からはすでに4年が経過、駅前広場の整備なども進んでいるだけに、早期の新駅完成が望まれるものの、新駅が開業するまでには今後約10年ほどを要する可能性が高い。
新駅の画像は「幕張新都心拡大地区新駅設置調査会」ウェブサイトより。
外部リンク:幕張新都心拡大地区新駅設置に係る基本調査結果の概要について(千葉県)
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