ウエルシアプラス永江団地店、2024年12月19日開店-旧寿屋くらし館、マックスバリュを経てイオン系ドラッグストア新業態8号店に

熊本県合志市須屋の陸上自衛隊黒石原演習場近くにあるイオン系食品スーパー「マックスバリュ永江団地店」跡に、イオン系ドラッグストア「ウエルシアプラス永江団地店」が2024年12月19日に開店した。

寿屋くらし館だったマックスバリュ

マックスバリュ永江団地店は、1995年7月にラララグループ系食品スーパー「くらし館永江団地店」として開店。建物は平屋建で店舗面積は999㎡、延床面積は1,396㎡。
くらし館永江団地店は開店当初、九州地場流通大手の寿屋がラララグループ成長戦略の一環として立ち上げた業態の店舗であったが、2001年12月19日に同社が民事再生法手続きを開始したため、2002年1月31日をもって閉店した。
その後、2002年5月4日に寿屋の受け皿会社であるマックスバリュ九州が店舗を引継ぐかたちで営業再開、2003年11月1日のイオングループ運営会社再編(九州食品スーパー3社合併)を機に「マックスバリュくらし館永江団地店」に改称、その後のリニューアルで「マックスバリュ永江団地店」となった。
マックスバリュ永江団地店は、2020年9月1日の運営会社再々編(イオン九州との経営統合)後も営業を続けたが、2024年9月20日に新宮杜の宮店とともに閉店。同社が近隣店舗と位置付ける光の森店(2,355㎡)やみずき台店(992㎡/旧熊本生鮮市場承継店舗)と比較しても古い同店舗の跡地利用に関して注目が集まっていた。

豊かな暮らし感ある店舗に

ウエルシアプラス永江団地店の建物は平屋建で売場面積は約930㎡。イオンウエルシア九州としては8店舗目、熊本県内2店舗目となる。

ウエルシアプラス永江団地店。

永江団地店は「地域の健康ステーションを目指す新しいスタイルの店舗」と位置付けるフード&ドラッグ業態「ウエルシアプラス」として、医薬品・化粧品・日用雑貨やグロサリー(一般食品・冷凍食品・酒類)に加え、生鮮3品(青果・鮮魚・精肉)や惣菜、地元熊本県産商品を拡充するなど、旧来のイオン系食品スーパーの強みとウエルシアの強みを兼ね備えた売場を展開。「お客さまの“ココロ”と“カラダ”の健康に寄り添い、九州の「豊かな暮らし」に貢献します」としている。

ウエルシアプラス永江団地店

住所:熊本県合志市幾久富1866-1395
営業時間:9時~24時
※マックスバリュくらし館時代からの24時間営業は終了

関連記事:イズミゆめモール合志、2024年5月23日全面開業-熊本県内初の同社オープンモール、ゆめマートを核に
関連記事:ウエルシア熊本麻生田店、2022年4月21日開店-イオン九州とのコラボ店舗、ワイドマートドラッグ&フード跡に
関連記事:ドン・キホーテ合志店、2021年11月5日開店ーニコニコドー跡の菊南ショッピングセンターに

このエントリーをはてなブックマークに追加