広島県広島市佐伯区の旧広電楽々園遊園地跡地に、イオングループの近隣商圏型ショッピングセンター「イオンタウン楽々園」が2024年12月6日に開業する。
広電系老舗遊園地を前身とするショッピングセンター
イオンタウン楽々園の前身となる広島電鉄系複合商業施設「ひろでん楽々園ショッピングタウン」は1972年3月に開業。土地建物は広島電鉄が所有する。
ひろでん楽々園ショッピングタウンは、広島電鉄系老舗遊園地「楽々園遊園地」(1971年8月閉園)跡地を活かし、グループ直営総合スーパー「広電ストア楽々園店」を核にボウリング場やプール、観覧車を備えるなど、広域集客を図った。
1999年10月には食品スーパー新業態1号店「マダムジョイ楽々園店」を核とする商業施設「ファミリータウン広電楽々園」として新装開業を実施。広電ストアは競争激化を背景とした債務超過に陥っていたが、旗艦店となる同施設と新業態の成功(=総合スーパーからの撤退)が経営再建の足掛かりとなった。
その後も2010年10月に家電量販店「ヤマダ電機テックランド佐伯店」を導入。2018年10月の広電ストア廃業にともなう食品核「マックスバリュ楽々園店」開店など、近隣商圏型商業施設としてのリニューアルが続いたが、2023年6月23日に広島電鉄とイオンタウンが土地賃貸借契約を締結したことで、イオングループ系商業施設として新装開業することが決まった。
イオンタウンとしては大型店に
イオンタウン楽々園の建物は地上2階建で敷地面積は約20,270㎡、総賃貸面積は約13,610㎡、延床面積は約21,280㎡、専門店数は71店舗。
イオンタウン楽々園ではコンセプトに「多様な輝くココロが集まる交流拠点 HAPPY TIME GARDEN 楽々園」を掲げ、飲食・食物販を中心とした施設づくりを打ち出す。

イオンタウン楽々園(公式サイトより)。
イオンタウン楽々園1階ではイオングループ系食品スーパー「マックスバリュイオンタウン楽々園店」(運営:フジ/店舗面積:1,947㎡)を核に、食物販フロア「楽々園マルシェ」を始めとするフードマーケットやイオン系ドラッグストア「ウエルシア薬局」、衣料雑貨「GreenParks topic」「雑貨店 暮らしとモノと。」など約40店舗を展開する。
食品核となるマックスバリュイオンタウン楽々園店では、コンセプトに「365日、もっと楽しく・快適・便利な『コト(体験)、トキ(時間)、モノ(商品)』を発信するお店」を掲げ、広島県産銘柄牛(元就牛)や地元惣菜(お好み焼き・安芸高田焼き)、インストアベーカリーを導入するなど「地元のおいしさと、できたてのおいしさ」を提供するとしている。
フードマーケットのうち、楽々園マルシェでは高級グロサリー専門店「北野エース」と生鮮専門店「JA全農ひろしまとれたて元気市」「魚喜」「植田商店」全4店舗の商品をワンストップで購入可能な集中レジを導入。和洋菓子銘店「菓匠 清閑院」「ロクメイカン」「満果惣」「日本橋屋長兵衛」や中四国初の有機食品スーパー「ORGANIC PLAZA」など19店舗を展開する。
2階ではレストラン「楽々園ダイニング」フードコート「Food terrace」に加え、東京靴流通センターの靴量販店「TOKYO SHOES RETAILING CENTER」、大創産業の均一ショップ複合店「DAISO」「THREEPPY」「StandardProducts」、廣文館の複合書店「廣文館&cafe/stationery&zakka nicore」、ペットランド「ピースワン」、イオン系屋内型アミューズメント「モーリーファンタジー」など約30店舗を展開する。
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