西友亀岡店、2022年10月31日閉店ー47年の歴史に幕、建物は売却へ

京都府亀岡市のJR嵯峨野線(山陰本線)亀岡駅近くにある総合スーパー「西友亀岡店」が2022年10月31日18時に閉店する。西友亀岡店。

西友亀岡店、47年の歴史に幕

西友亀岡店は地下1階・地上4階建てで店舗面積は9,918㎡。地下1階にはフードコートと100円ショップ「ダイソー」が入居。1階は食料品売場、2・3階は衣料品売場、4階は住居用品・家電売場となっている。西友亀岡店地下1階のフードコート。

西友亀岡店は「西友ストアー関西」(のちの関西西友、1988年に西友と合併)が「西友ストアー亀岡店」として1974年11月に開店。開店時は亀岡市内で最大の商業施設だった。1981年には売場面積を増床した。
1994年4月には平和堂の「アルプラザ亀岡」(店舗面積14,359㎡)が亀岡市の郊外に、1994年6月には「マイカル亀岡サティ」(店舗面積12,564㎡、現・イオン亀岡店)が亀岡駅前に相次いで開店し競争が激化。建物が古く、2店に比べ店舗面積が劣る西友亀岡店は1994年度の売上高が前年比19.9%減少するなどしていた。

西友閉店後は土地と建物を売却予定

西友亀岡店は競争激化による売上高減少のほか、開店から約47年が経過し老朽化が進んでいた。
京都新聞の報道によると、西友閉店後土地と建物は売却予定という。11月以降の専門店の営業については「決定次第、各店舗店頭等にて随時お知らせいたします」としている。西友亀岡店の閉店のお知らせ。

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