ココルンシティまえばし、2022年4月7日から順次開業-朝日町の日赤跡地、病院核にフレッセイ・無印良品など出店

群馬県前橋市の旧前橋赤十字病院(2018年6月移転)跡地に、地場大手流通グループ「アクシアルリテイリング」(本部:新潟県長岡市)の「フレッセイ」(本社:群馬県前橋市)が参画する複合施設「ココルンシティまえばし」が2022年4月7日から順次開業する。

旧前橋日赤跡地に新しいまち誕生

ココルンシティまえばしの建物は2021年3月から順次着工、敷地面積は約14,550㎡。地場大手食品スーパー「フレッセイ」を会長とする事業共同体「ココルンサークルまえばし」(企業団体15社参加)が運営を担う。

ココルンシティまえばし。

ココルンシティは、前橋市が「県都まえばし創生プラン」のシンボル事業として位置づける健康医療都市開発プロジェクト「日赤跡地生涯活躍のまち(CCRC)」の一環によるもので、事業コンセプトに「全世代活躍 みんなが主役のまちづくり」を掲げ、大和ハウスグループの多世代型賃貸住宅(2棟3階建30戸)・戸建住宅(2階建17戸)や健康増進施設・地域コミュニティスペース・公園といったハードを整備、全世代向けコミュニティ醸成プログラム(マルシェ・ワークショップなど)や認知症見守りプログラムといったソフトを発信する。これらの取組みにより、米国発祥の高齢者向け生活共同体「Continuing Care Retirement Community(コンティニューイング・ケア・リタイアメント・コミュニティ)」を形成し、関係人口の創出や地域の魅力向上を図る。

ココルンサークルまえばしの取組み。

フレッセイの複合商業施設を核に

ココルンシティまえばしの商業核は地上2階建で総延床面積は6,582㎡、駐車場台数は248台。
アクシアルリテイリングの食品スーパー「フレッセイ朝日町店」(売場面積約1,996㎡)を、皮切りに良品計画の大型生活雑貨店「無印良品前橋朝日町」(売場面積2,001㎡)やドラッグストア「マツモトキヨシ」(売場面積840㎡)が順次開店する。

フレッセイ朝日町店。

主要テナントのひとつであるフレッセイは、2020年6月に閉店した旧朝日町店(現スギ薬局朝日町店)以来約2年ぶりとなる同地区への復活であり、従来からの生鮮・惣菜強化の取組みに加え、前橋CCRC事業連携協定店舗としてイートインスペースでの各種イベント開催を打ち出す。

フレッセイ朝日町店

住所:群馬県前橋市朝日町3-21-10
営業時間:午前9時~午後10時

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