ドン・キホーテ古川店、2022年4月15日開店ーコジマ跡、テーマは「リラックスドンキ」

宮城県大崎市古川大宮の国道4号線沿いにあったコジマ古川店跡にパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ古川店」が2022年4月15日午前9時に開店する。

ドン・キホーテ古川店。

2021年閉店のコジマ電気跡、約3ヶ月の空白経てドンキに

ドンキ古川店が出店する前に営業していたコジマ大崎店は2007年3月22日に開店、約11年間営業していたが2021年11月28日に閉店、跡地の活用方法が注目されていた。
ドンキ古川店の建物は地上3階建で営業区画は2階部分のみ、売場面積は2,446㎡。宮城県内では9店舗目のドンキ・MEGAドンキとなる。

室内外の生活を取り揃える「リラックスドンキ」目指す

店舗ではコロナ禍での「おうち時間」を充実させるコーナーを多数展開、そのなかの「リラックスドンキ」ではゲーミング用や在宅ワーク向けの実用性のあるクッションから、かわいいキャラクターものまで多彩なクッ ションを取り揃える。また、「香り」をテーマにしたコーナーでは、海外のシャンプーや柔軟剤、人気のアロマや入浴剤など、商品を通じて「香りの 癒し」を提供する。
食品では肉に特化した独自ブランドのコーナー 「久善(きゅうぜん)」を展開。精肉は宮城県産「仙台牛」や「森林鶏」など、 東北地方を中心とした地場の素材を扱う。肉総菜は厳選された精肉を使用し、こだわりの店内調理によって味付けされた唐揚げやトンカツなど、食卓を豊かにするラインアップを充実させる。

このほか、アウトドア関連では、コロナ禍により人気が高まりつつあるキャンプ用品を強化するなど、あらゆる分野で生活の質を上げることを目指したアミューズメント性に富んだ売場を展開するとしている。

ドンキ得意の商品でトレンドのアンテナショップ目指す

コスメコーナーでは韓国・中国・タイなどの海外コスメなどのSNSで話題のコスメを販売するなど、メイクを通して最先端のおしゃれを楽しめる商品を展開する。
また、世界各国の輸入食品や酒、調味料を扱う「ワールドイーツコーナー」を展開、まるで世界旅行に来たかのようなワクワクドキドキ感を演出する売場作りを目指すなど、前述のリラックスドンキに加え、トレンドのアンテナショップを目指した売り場づくりを展開することで、店舗の魅力向上を目指す。

東北の大動脈に面する店舗、立地の良さを活かせるか

ドンキ古川店は東北の大動脈・国道4号線に面することに加え、店舗周辺には古川免許センターや宮城県古川黎明中学校・高等学校、宮城県古川工業高等学校など人が集まりやすい施設が多く、ロードサイド店舗が並ぶ場所でもある。総合ディスカウントのドンキが出店することは地域の魅力の向上にもつながるであろう。

ドン・キホーテ古川店

住所:宮崎県大崎市古川大宮3丁目 3ー30
営業時間:午前9時〜翌午前0時

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