松江タウンスクエア・キャスパル、2021年4月18日閉館-旧アピア、40年の歴史に幕

島根県松江市の松江城近くにあるショッピングセンター「松江タウンスクエア キャスパル」が、2021年4月18日に閉館する。

松江タウンスクエア キャスパル。

山陰有数の老舗ショッピングセンター・キャスパル

キャスパルは協同組合松江ショッピングプラザが運営するショッピンングセンター「松江ショッピングプラザ アピア」として1981年11月に開業。当時は島根県では数少ない郊外型ショッピングセンターであった。
しかし、核店舗であったスーパー「原徳チェーン(現在のホック)」が2004年に倒産。アピアは同年に休業(事実上の閉店)となった。
その後、アピアは原徳チェーンの後継企業「ホック」が全館を借り受け、2006年3月に「キャスパル」として営業を再開することとなった。

別館(左、後述)との連絡通路。

現在の店舗面積は9,536㎡で、建物は2階建て。ホックを核にファストファッション「ハニーズ」、手芸「丸十」、100円ショップ「TOKUTOKUYA(得得屋)」、「サンドラッグ」、「宮脇書店」などが出店する(一部は閉店済み)ほか、フードコートを備える。
また、建物の南側には空中連絡通路で接続された別館がある。

跡地は未定-別館のビッグエスは営業継続

閉店後の跡地の活用方法などについては、3月時点は発表されていない。
なお、別館にある「フィットネスジム24 ビッグ・エス松江」、敷地内にある「島根銀行黒田出張所」は、営業を続けるとしている。

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