新所沢パルコ、2024年2月29日閉店-約40年の歴史に幕

埼玉県所沢市の西武新所沢駅前にあるJ.フロント リテイリング(大丸松坂屋百貨店)傘下のファッションビル「新所沢パルコ」が、2024年2月29日に閉店する。

新所沢パルコ。

セゾングループによる街づくりの中核施設だった

新所沢パルコは1983年4月に開業。当時の西武新所沢駅周辺は大型商業施設が少なかったため、地域の核とするべく西武セゾングループがデザイン面にも力を入れた店舗であった。

新所沢パルコの連絡通路にある吹き抜け。

建物はパルコ館レッツ館の2館体制でパルコが所有、建物は地上5階から地下1階まで、店舗面積は18,144㎡。2019年度の売り上げは約100億円であった。
テナントとしてエステールユニクロGUノジマニトリデコホーム無印良品パルコブックセンター(リブロ)などが出店。
また、パルコ館地階の食品売場「キッチンランド」はマックスバリュ関東(元・つるかめランド)が運営するほか、レッツ館にはテアトルグループの映画館「新所沢レッツシネマパーク」も入居する(テアトルはかつて西武セゾングループであった)。
新所沢パルコ跡の活用方法や映画館の今後などについては、2月時点で発表されていない。

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