マクドナルド春日部東店、2020年11月23日閉店-閉店相次ぐマック、11月29日には春日部TOP店も

埼玉県春日部市の大型家具・インテリア専門店「匠大塚春日部本店」そばにある「ナカヤビルコアビル」1階の大手ファストフード店「マクドナルド春日部東店」が、2020年11月23日をもって閉店する。

マクドナルド春日部東店。

春日部市中心部のマック、40年の歴史に幕

マクドナルド春日部東店の事実上の前身となる「マクドナルド春日部ロビンソン店」は、1985年11月のロビンソン百貨店春日部店開業(後の西武春日部店)にあわせて開店。春日部市内では16号春日部店(1983年開店)に次ぐ店舗であった。
マクドナルドロビンソン春日部店は、かすかべ大通り(旧日光街道・粕壁宿/通称:ロビンソン通り)に面する1階に出店していたため、百貨店利用客を中心に親しまれていたが、1996年の改装で閉店したため駅東口からマックが一時消滅することとなった。
その後、1997年にサテライト店舗「マクドナルド春日部サティ店」(2001年閉店)が開店したことで駅東口にマックが復活、1998年に現店舗が開店したことでかすかべ大通りにマックが復活することとなった。なお、1997年に開店した春日部サティ店は2001年9月の入居施設営業終了にあわせて閉店しており、2020年11月現在は春日部東店が駅東口唯一のマックであった。

ロビンソン時代は写真左にマクドナルドがあった。

マクドナルド春日部東店が入居するナカヤビル(第1ビル)では、2020年7月に高級食パン専門店「乃が美はなれ春日部店」が開店。マック周辺の「アパマンショップ春日部店」跡では、2020年10月に大東建託リーシングの「いい部屋ネット春日部店」が開店(移転リニューアル)するなど、春日部市中心部では明るい話題が続いていたこともあり、マックの閉店を惜しむ声が数多く聞かれている。

春日部でマック閉店相次ぐ、29日にはTOP店も閉店

マクドナルド春日部東店の閉店にあわせて、2020年11月29日には春日部東店から北に1kmほどの距離にある「マクドナルド春日部TOP店」も閉店する予定。
春日部駅西口周辺では「マクドナルド春日部イトーヨーカドー店」「マクドナルドララガーデン春日部店」、郊外では市内1号店「マクドナルド16号春日部店」や「マクドナルド4号線春日部店」「マクドナルドイオンモール春日部店」といった店舗が営業を継続するが、春日部市内でマックが相次ぎ姿を消すこととなった。

関連記事:アパマンショップ春日部店、2020年7月14日閉店-春日部市役所そばの大手不動産仲介ショップ、春日部から再びアパマン消滅
関連記事:大塚家具「創業の地」の春日部店跡を売却へ-EC事業者に
関連記事:埼玉県、イトーヨーカドー春日部店に「アニメだ!埼玉 発信スタジオ」2018年7月21日開設-「あの花」など参加のスタンプラリーも
関連記事:イトーヨーカドー春日部店、2018年4月11日から3度目の「サトーココノカドー」に

このエントリーをはてなブックマークに追加