池袋マルイ、2021年8月閉店-池袋西口の丸井シティ、44年の歴史に幕

東京豊島区の池袋駅西口にあるファッションビル「池袋マルイ」(丸井池袋店・マルイシティ池袋)が、2021年8月に閉店する。

池袋マルイ。

かつて池袋に多店舗展開していた丸井

池袋マルイは池袋西口共同ビルに1977年2月に開店。建物は日本土地建物が所有する。開店時にはすでに西口・東口に丸井の既存店があったため(東館は代替閉店)当初は「丸井ニュー池袋西口店」の名称だったという。このほか、かつては家具店「丸井インザルーム池袋」など複数の別館があったが、いずれも閉店している。
2020年現在は「池袋マルイ」として営業(看板は「マルイシティ池袋」のまま)。丸井直営売場のほか、GAP、サマンサタバサ、グローバルワークなどファッション店舗に加え、仏壇・仏具光雲堂、セリア、カメラのキタムラ、ココカラファインなど雑貨店や生活に便利な店舗など様々なテナントが出店する。
また、かつて飲食店と売場であった8階は2014年から「ビックカメラ」「コジマ」が池袋本部のオフィスとして利用している。

建物は築50年近く

丸井は今回の閉店について競争が激化しているためであるとしている。近くには立教大学もあり、学生向けの店舗も多い立地だが、その一方で新型コロナの影響で休業している店舗もあるという。
建物は築50年近くであるため、近い将来に再開発がおこなわれる可能性もあろう。

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