2019年のプリツカー賞に磯崎新氏-「建築界のノーベル賞」、日本人8人目

「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を磯崎新氏が受賞することが決まった。

プリツカー賞、日本人8人目の受賞

プリツカー賞はハイアットグループの創業者であるジェイ・プリツカー氏が1979年に設立。毎年1人の存命中の建築家が受賞するもので「建築界のノーベル賞」と称される。
日本人の受賞は2014年の坂茂氏に続き8人目。過去には丹下健三氏、槇文彦氏、安藤忠雄氏などが受賞している。
磯崎新氏は1931年大分市生まれ、東京大学大学院卒。ポストモダン建築家の代表として知られる。妻は紀行作家の故・宮脇俊三氏の元妻としても知られる彫刻家の故・宮脇愛子氏。

主な作品


西日本シティ銀行本店(旧・福岡相互銀行、1972年)。


西日本シティ銀行佐賀支店(旧・福岡相互銀行、1973年)。


西日本総合展示場(1977年)。


つくばセンタービル(1983年)。


水戸芸術館(1990年)。


北九州国際会議場(1990年)。


別府ビーコンプラザ(1995年)。


山口情報芸術センター(2003年)。

このほか、旧福岡相互銀行(福岡シティ銀行)の多くの支店、JR由布院駅、大分県立図書館、深圳文化センターなどがある。

関連記事:銀座ソニーパーク、2018年8月9日開園-ソニービル跡地、変わり続ける実験的な「公園」目指す

このエントリーをはてなブックマークに追加