立川高島屋に都市型最大「ニトリ」、11月15日開店-高島屋直営売場は実質4フロアに

JR立川駅前の百貨店「立川髙島屋」に、インテリア大手「ニトリ」の都市型店舗「ニトリ 立川髙島屋店」が11月15日に開店する。

立川高島屋。

4階と5階に都市型最大級「ニトリ」出店

ニトリは立川高島屋の4階と5階を改装して出店。改装前は直営のファッションフロアなどであった。
ニトリが高島屋に出店するのは港南台高島屋(横浜市港南区)、新宿高島屋タイムズスクエア(渋谷区)に次ぐ3店目。
立川高島屋店の売場面積は約5,920㎡で、6月に都心旗艦店として開業した「渋谷公園通り店」(渋谷区)の約4,990㎡を上回り、都市型店舗としては最大級の店舗となる。
6月に出店した「渋谷公園通り店」の面積を早くも上回る。

ニトリ立川高島屋店の4階はインテリア小物や食器といったホームファッション売場、5階は家具売場となる。
なお、11月15日〜11月27日はオープニングセール期間として各種セールを実施する。

直営売場集約-競争激しい「家具偏重」の意図どこに?

1995年開業の立川高島屋は地下1階〜地上9階に売場を持つが、2011年2月には7階に「IDC大塚家具」、2016年2月には6階に多摩地区最大級の「ジュンク堂書店」(淳久堂書店)が開業するなど、大型専門店の導入とともに直営売場の縮小が近年相次いでいた。
UNItachi
ジュンク堂となっている6階はかつてユニクロだった。

そして、今回の4階と5階へのニトリ出店によって、一部閉鎖中の8階、レストラン街の9階を除き、直営売場は地下1階〜地上3階の4フロアに集約されることとなった。
また、立川エリアには「IKEA立川」や「立川ロフト」、ルミネ立川の「ルミネ立川ロフト」、さらには高島屋すぐそばのフロム中武の「ニトリ デコホーム」など家具・インテリア雑貨ショップが集中出店。まさに「家具戦争」ともいうほど地域市場が飽和な中で、合計3フロアの直営売場を減らしてまで大塚家具とニトリを導入する「家具偏重」の道を選んだ立川高島屋の意図はどこにあるのだろうか。
2014年に開業したIKEA立川。

ニトリ立川高島屋店

住所:東京都立川市曙町2丁目39-3
営業時間:10:00~20:00

※高島屋の売場などは19時まで、レストラン街・書店などは21時まで。

ニュースリリース:「ニトリ 立川髙島屋店」11 月 15 日(金)オープン ニトリグループ 509 店舗目、ニトリグループ国内 459 店舗目(ニトリ公式サイト)
外部リンク:立川高島屋
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