京急ストアもとまちユニオンフードホール店、2026年3月23日閉店-横浜市役所「ラクシスフロント」核店舗、一部飲食店は営業継続

神奈川県横浜市の横浜市役所低層商業フロア「ラクシスフロント」核店舗「京急ストアもとまちユニオンフードホール店」が2026年3月23日午後3時をもって閉店する。

京急ストアもとまちユニオンフードホール店。

横浜市役所に開業した異色のラグジュアリー系商業施設

ラクシスフロントは2020年6月29日供用開始の横浜市役所新庁舎低層階を京急電鉄がマスターリース契約を締結するかたちで同年8月5日に全面開業。延床面積は3,000㎡。

ラクシスフロント。

施設名は「Luxury=贅沢、気品や上質さ」「Oasis=訪れた人々が、心から”豊かさ”と”安らぎ”を感じられる空間」「市民が繋がり、開かれていく新たなFRONT=指標となる先進的な共生空間」に由来する造語で、コンセプトに「YOKOHAMA PREMIUM PUBLIC (横浜市民が共有する付加価値の高いパブリックスペース)」を掲げ、京急ストア系高級食物販施設「もとまちユニオンフードホール」や丸善ジュンク堂書店系ブック&カフェ「HAMARU」、マツキヨココカラ系ドラッグストア「マツモトキヨシ」、セブン&アイHD系コンビニ「セブンイレブン」など専門店約20店舗が入居する。

もとまちユニオンフードホール。

もとまちユニオン厳選、地産地消の館だった

もとまちユニオンフードホールは2020年8月5日のラクシスフロント全面開業にあわせて開店したもので、2026年3月現在は直営高級食品スーパーを核に、横浜地場イタリア料理店「横浜市場食堂」や横浜中華そば「維新商店」、おにぎりカフェ「うめ乃」、ドンク地域密着/編集型ベーカリー業態「DONQ ÉDITER(ドンクエディテ)」といった神奈川県内に本社を置くブランドや地産地消を意識したブランドが入居する。

もとまちユニオンフードホール横浜市場食堂。

同館は開業当初、横浜市役所職員や近隣住民に加えて訪日外国人によるインバウンド需要獲得を想定した館づくりを打ち出していたが、コロナ禍による緊急事態宣言発令もあり苦戦、営業時間短縮や一部テナントの入替えを余儀なくされていた。
直営食品スーパーでは「もとまちユニオン」が強みとする輸入食品/酒類の品揃えに加えて、オリジナルショッピングバッグ「ユニオンバッグ」や惣菜/菓子/飲料なども重点的に取扱い、フードホール店舗との相互送客の取組み(フードホールでのスーパー購入商品飲食可能など)も行っていたが、5年ほどの営業期間に幕をおろすこととなった。

フードホール自体は営業継続

なお、もとまちユニオンフードホール店閉店後も飲食店など営業継続する予定。横浜市役所ラクシスフロント内には既にセブンイレブンやマツモトキヨシ(いずれも京急ストアFC店舗)が営業しており、これらと差別化可能な物販系店舗や飲食店の導入が図られるとみられる。

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