宮崎県宮崎市錦町の宮崎駅付近にあるタイヨー系大型総合スーパー「タイヨー錦町店」が2026年2月28日午後7時をもって閉店する。

タイヨー錦町店「閉店のご案内」。
2010年に生まれたタイヨー新業態「グラード」
タイヨーは2010年12月に新業態1号店「グラード姶良店」を開店。標準店舗と一線を画す「驚きや感動のある高質スーパー」をコンセプトに掲げ、店舗設計大手「プログレスデザイン」監修のもと従来型店舗を全面刷新。ナチュラルチーズやワインといった輸入食材など「こだわりの逸品」の拡充を図った。
2011年6月に新業態2号店「グラード伊集院」を開店。2012年5月には旧伊集院寿屋跡を専門店棟として増床するかたちで複合商業施設「ソレイユタウン伊集院」として新装開業した。
2012年にグラード宮崎1号店として開店するも格下げに
タイヨー錦町店は2012年12月に「グラード錦町」として開店。建物は地上3階建で店舗面積は3,900㎡。同業態としては3店舗目、宮崎県内1号店だった。
グラード錦町は開店当初、宮崎駅徒歩圏内という立地特性を活かした高質路線の総合スーパーとして営業したが、2024年5月1日に標準店舗に格下げとなった。2026年2月現在は直営衣食住フロアを核に、100円ショップ「Watts with」や大見商事系ゲームコーナー「ファミリーランドポニー」といった専門店を展開している。

タイヨー錦町店。
タイヨーは2020年7月に宮崎県都城市の食品スーパー「タイヨー川東店」をEDLP新業態1号店「Discountタイヨー川東店」として新装開店して以降、宮崎県内3店舗(赤江・清武・蓑原)を同業態に転換するなど、価格訴求路線を強めていた。
タイヨー錦町店は宮崎駅至近距離という好立地にあったもの、同社がドミナント展開する鹿児島と比べ市場における存在感が薄く、地場高級食品スーパー「Foodaly青葉店」やイオン系大型食品スーパー「マックスバリュ宮崎駅東店」、2020年11月開店の地場食品スーパー「まつのアミュプラザみやざき店」といった同業競合店が立ち並ぶ同地域で顧客獲得に難航していた。
同店近隣ではアミュプラザ開業後も、宮崎発祥のドラッグストア大手「コスモス薬品」による複合再開発計画や地元ラジオ・テレビ兼営民放「MRT宮崎放送」新社屋整備が進んでおり、新たな商業施設としての活用や建替再開発が期待される。
(写真:机さんさん)
関連記事:クロスモール花ヶ島、2026年3月13日までに順次開業-JA宮崎の所有地にオリックス系SC、マックスバリュ核に無印良品やケーズなど出店
関連記事:ナガノヤ・ウメコウジ、リテールパートナーズの丸久が2025年6月子会社化ー宮崎の地場スーパー、マルキュウ・マルミヤ・マルキョウと同グループに
関連記事:マルショク中央通店(サンリブ宮崎)、2023年2月28日閉店 -宮崎都心の老舗、60年近い歴史に幕
関連記事:アミュプラザみやざき、2020年11月20日開業-東急ハンズ・紀伊國屋書店など宮崎初出店
関連記事:MEGAドン・キホーテ宮崎橘通店、2020年11月13日開店-ナナイロ(ボンベルタ橘)の核店舗、専門店街は大半が空き床
関連記事:宮交シティ、2019年11月リニューアルーイオン南宮崎店は5月24日に先行リニューアル