秋田県湯沢市川連町の国道398号線沿いにある山形地場大手系大型食品スーパー「ヤマザワよねや稲川店」が2025年9月30日午後7時をもって閉店する。
旧雄勝郡稲川町内随一の大型店
ヤマザワよねや稲川店は、1991年3月に秋田地場食品スーパー「よねや商事」運営店舗「よねや稲川店」として開店。開店当初の建物は平屋建で店舗面積は1,247㎡。
よねや稲川店は1997年12月に増床リニューアル(店舗面積1,931㎡)を実施し、(当時)雄勝郡稲川町内随一の大型店となった。
2014年2月には運営会社が山形地場最大手食品スーパー「ヤマザワ」完全子会社に移行、グループ各社間での段階的な経営統合(商品券相互利用)を経て、2023年3月に吸収合併となったことでヤマザワ直営店となった。
ヤマザワよねや稲川店。
閉店理由は「諸般の事情」、早期の後継施設開店に期待
運営会社「ヤマザワ」は、ヤマザワよねや稲川店の閉店理由として「諸般の事情」を挙げている。同社は2024年8月に「ヤマザワよねや大曲中央店」(同年12月に薬王堂大曲佐野町店が居抜き)を閉店しつつ、2025年4月に吉岡店(宮城県黒川郡大和町)、5月に山居町店(山形県酒田市)をリニューアルするなど経営資源の集中に取組んでおり、稲川店の閉店も取組みの一環であるとみられる。
ヤマザワよねや稲川店は旧稲川町随一の大型店であり、同業の生鮮取扱店舗はビフレ稲川店(店舗面積1,000㎡未満)1店舗しか存在しないため、後継施設が期待される。
ヤマザワよねや大曲中央店。
(写真は同社公式より)
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