東京都新宿区の市ヶ谷駅近くにあるイオングループ系総合スーパー「マルエツ市ヶ谷見附店」が2024年5月31日をもって閉店した。
3フロアで食品・衣料・ダイソー展開
マルエツ市ヶ谷見附店は2011年9月に「Y-CUBE」跡に開店。建物は地上9階地下1階建で営業フロアは地上2階~地下1階、売場面積は524㎡。
1階では生鮮品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)や日配食品、インストアベーカリーを展開。2階では一般食品や日用雑貨、衣料品(肌着など)を展開。地階に100円ショップ「ダイソー」を導入するなど、良好な立地条件や交通アクセスを活かし、利便性の高い店舗づくりを打ち出した。
マルエツ市ヶ谷見附店。
競争激しい市ヶ谷、後継店は九段のリンコスに
マルエツ市ヶ谷見附店の開店当初、市ヶ谷駅周辺に同業店舗は数少なかったが、成城石井市ヶ谷店(2016年5月開店/171㎡)やライフコモレ四谷店(2020年1月開店/809㎡)といった都市型食品スーパーの進出が相次ぎ、競争激化が顕著となっていた。
マルエツは市ヶ谷見附店の後継店として、同店500m圏内にある系列店舗「リンコス九段店」(2016年1月開店/363㎡/デリド跡)を後継店と位置付けている。
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