亜州太陽市場浜田山店、2022年7月22日開店ーラオックス傘下となったシャディ運営のアジア食品店3号店

東京都杉並区の京王井の頭線浜田山駅前にギフト用品大手「シャディ」が運営するアジア食品専門店「亜州太陽市場浜田山店」が、2022年7月22日に開店する。亜州太陽市場浜田山店。

ラオックスが開発した新業態、子会社に譲渡していた

亜州太陽市場は免税店大手の「ラオックス」(東京都港区)が開発したアジア食品専門店業態で2021年11月に東京都武蔵野市・吉祥寺に1号店を開店した。2022年5月に売り上げ・コストでのシナジー効果を理由に「亜州太陽市場」事業などをラオックス傘下のギフト用品大手「シャディ」に譲渡していた。亜州太陽市場吉祥寺店(東京都武蔵野市)。

14カ国・2000種類の品揃え、新たに生鮮食品も導入

亜州太陽市場千歳船橋店は吉祥寺店、千歳船橋店(東京都世田谷区/7月8日開店)に続く3号店となる。売場面積は約175㎡。
店内では吉祥寺店で従来扱っていた中国・韓国・台湾・タイ・ベトナムなどの食品に加え、新たにスリランカやミャンマーなどの食品を導入。計14カ国・約2,000種類の商品を取り揃える。取り扱い商品はインスタント麺・調味料・菓子・ソフトドリンク・アルコール・冷凍食品・レトルト食品など。吉祥寺店で人気だった茶葉・紅茶・コーヒー・冷凍食品のカテゴリーは品揃えを強化するほか、新商品としてフルーツやハーブなど生鮮食品を導入する。また、米・飲料・冷凍食品など店頭で購入した重たいもの・かさばるものを自宅へ当日配送するサービスも開始する。亜州太陽市場の茶葉コーナー(写真は吉祥寺店)。

なお、シャディの飯田社長によると半導体不足の影響から冷蔵庫・冷蔵庫の設置が開店までに間に合わないといい、冷凍食品などは後日販売を開始するとみられる。

ラオックスグループ、亜州太陽市場の出店続くか

免税店で知られるラオックスはコロナ禍以後、ターゲット層を訪日観光客から日本人へとシフトさせており、2021年11月には新業態として亜州太陽市場のほか、アジアコスメ専門店を出店している。
ラオックス秋葉原本店が2022年6月から長期休業するなど免税店業態の売り上げが未だ見込めないため、売り上げが好調な亜州太陽市場の出店を続けることで生き残りを図る。
2022年7月7日には世田谷区千歳船橋に亜州太陽市場の2号店を出店する。

亜州太陽市場浜田山店

住所:東京都杉並区浜田山3-30-6
営業時間:10時~20時30分

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