青山アンデルセン、2017年7月31日閉店-アンデルセンの東京旗艦店

東京都港区南青山の老舗人気ベーカリー・レストラン「青山アンデルセン」が、東京メトロ表参道駅の改良に伴うビル改修工事により7月31日に閉店する。

青山アンデルセン。

アンデルセンベーカリーの首都圏旗艦店

アンデルセンベーカリーを運営するアンデルセン・パン生活文化研究所(タカキベーカリー)は1948年に広島市で創業。
キャッチフレーズに「パンからはじまる、ヒュッゲな暮らし。」を掲げ、全国でベーカリー「アンデルセン」、「リトルマーメイド」、「トランドール」(JR九州と合弁)などを展開するほか、西日本を中心に百貨店やスーパーマーケットなどにパンを出荷している。
青山アンデルセンは、タカキベーカリーの首都圏旗艦店として1970年開店。1985年現在地に増床移転した。
2017年現在は1階にベーカリー、2階・3階にレストラン、地下1階にサンドイッチカフェが出店しており、ランチ時には多くの客で賑わうなど長年に亘って表参道の顔として親しまれてきた。

焼きたてのパンが並ぶ。

地下鉄表参道駅は元々1938年に東京高速鉄道銀座線青山六丁目駅として開業したもので、一部では老朽化が進んでおり、バリアフリー化も含めた大規模な改良工事が課題となっていた。

再出店めざす

アンデルセンでは、表参道駅の改修工事終了後に再出店することも検討しているという。
アンデルセンは、広島の旗艦店「広島アンデルセン」もビル老朽化のため2016年に閉館させている。こちらも、ビル建替え後の2020年ごろの再出店を目指しているという。

広島アンデルセン。

外部リンク:青山アンデルセン  アンデルセン
外部リンク:表参道駅改良に伴う青山アンデルセン営業終了のお知らせ ANDERSEN GROUP – アンデルセングループ
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