みとサントピア、2016年中に解体へ-跡地未定

茨城県水戸市のJR水戸駅近くにある2007年に閉店したファッションビル「みとサントピア」が近く解体されることになった。
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みとサントピア跡。

閉館から10年近く経過、ようやく解体-跡地未定

サントピアは1978年5月開店。地下1階、地上8階建。
水戸市初のファッションビルとしてバブル期のDCブランドブームのころは大いに賑わい、水戸市の若者文化を牽引。約30年に亘って親しまれたが、水戸市中心部の空洞化、ファッション志向の変化などから2007年5月に閉館、その後は空き店舗となっていた。

空洞化進む水戸市中心部

サントピア解体後の跡地の活用方法は、2016年6月現在まだ決まっていないという。
水戸駅周辺では、サントピア以外にも2003年以降に百貨店「伊勢甚」、「西友リヴィン(水戸西武)」、スーパー「ダイエー」、複合商業ビル「ミーモ」、「ヤマダ電機」などが相次ぎ閉店。
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西友LIVIN水戸店(旧水戸西武)跡。

このうち、ヤマダ電機跡地には2017年にイオン(ダイエー)系のファッションビル「水戸オーパ」が出店することになっているが、閉館した商業ビルの跡地は多くが空き店舗、もしくは空き地のままとなっている。

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