別府ステーションセンター、2016年3月26日から「えきマチ1丁目・別府」にリニューアル

大分県別府市のJR別府駅にあるショッピングセンター(駅ビル)「別府ステーション・センター」が3月26日から「えきマチ一丁目」に転換された。
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「えきマチ一丁目別府・B-Passage」エントランス。

「開業50周年目」の改称

「別府ステーション・センター」は1966年に開業。今年で50周年を迎えた、九州でも歴史のある駅ビル施設。
主にJR別府駅周辺の高架下に展開されており、駅前に南駅ビル、北駅ビル(北駅ビルはJR九州が管理)を備える。
かつては第三セクター企業の「別府ステーション・センター」による経営であったが、2014年よりJR九州ビルマネジメントによる運営となっていた。
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「えきマチ一丁目別府・B-Passage」館内。
 P1040716-別府駅コンコースより。

完成当時は「日本最長の高架下商店街」であったとされ、現在も全館合わせた売場面積は約13,000㎡、テナント数は約110店舗と、九州有数の規模。駅前にはバスターミナルがあるほか、大型駐車場(一部は購入なしでも20分~1時間無料)も整備されており、バスや車での来客も多い。
館内は「マルミヤストア」、「明林堂書店」、「ミスタードーナツ」などの大手テナントに加え、数多くの土産品店、飲食店などが軒を連ねる。
また、最も南側の街区である「べっぷ駅市場商店街」は県内有数の賑わいの商店街として有名。P1140388-1
べっぷ駅市場商店街。

「B-Passage」「BIS南館」の愛称は今後も使用

「えきマチ一丁目」はJR九州ビルマネジメントが展開する駅ビルブランドで、姪浜駅、香椎駅、熊本駅、宮崎駅などで展開されている。
今回転換されたのは「別府ステーション・センター」のうち「B-Passage」と「BIS南館専門店街」(南駅ビル含む)で、それぞれ「えきマチ一丁目別府・B-Passage」「えきマチ南館別府・BIS南館」に改称された。
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「えきマチ一丁目別府・BIS南館」館内。

長年親しまれてきた「B-Passage」(旧北名店街・2005年改称)、「BIS南館」(旧南名店街・1988年改称)の名称は今後も維持される。
なお「駅市場商店街」と「北高架商店街」、そしてJR九州が直接管理する北駅ビル(ヤマダ電機テックランド別府駅前店)については、今後も改称を行わずに営業を続ける。
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BIS南館はエントランスも一新された。

えきマチ転換記念イベントを実施

別府駅構内では頻繁にイベントが実施されており、転換初日となった26日には記念として神楽の公演などのイベントが開催された。
また、えきマチ転換を記念して31日まで記念品プレゼントや特別セール、また「B-Passage」「BIS南館」の2館で、商品券などが当たる福引きを実施している。
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31日まで福引きを実施中。

外部リンク:えきマチ一丁目別府
外部リンク:べっぷ駅市場

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