フルハウス保土ヶ谷店、2024年8月26日閉店-富士シティオの衣料・雑貨・日用品業態全店閉店、40年の歴史に幕

神奈川県横浜市のJR横須賀線/湘南新宿ライン保土ケ谷駅前にある富士シティオのバラエティストア「フルハウス保土ヶ谷店」が2024年8月26日をもって閉店する。

富士シティオ フルハウス保土ヶ谷店。

富士シティオGMS化の布石だった

フルハウスは、1984年6月に首都圏地場中堅食品スーパー「富士スーパー(現富士シティオ)」による「毎日の暮らしを便利で楽しくするバラエティショップ」として創業。
フルハウス保土ヶ谷店は同業態1号店として、狭小店舗(2フロア/売場面積約500㎡)ながら、徒歩圏内の自社食品スーパーを補完する商品群(日曜消耗品・衣料品・インテリア雑貨・文具・玩具・DIY用品)を幅広く展開していた。

フルハウス保土ヶ谷店徒歩圏内の「FUJI保土ヶ谷店」。

フルハウス保土ヶ谷店を皮切りに、同業態は神奈川県内を中心に多店舗化及び大型化を図ることとなり、運営母体である富士シティオの主力業態においても非食品の拡充(=総合スーパー/GMS化)が進むこととなった。
しかし、同社が2000年代初頭より食品スーパー業態に専念する方針を示したことで同業態の店舗数は大幅に減少、2024年7月15日に「諸般の事情により、2024年8月26日(月)22時をもちまして閉店」することを明らかとした。

フルハウス保土ヶ谷店閉店のお知らせ。

フルハウス保土ヶ谷店の閉店により、同業態は消滅することとなる。

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