福島県伊達市のJR東北本線伊達駅近くにイオングループの大型ショッピングセンター「イオンモール伊達」が2026年下期に開業する。
イオンモール北福島、正式名称決定
イオンモール伊達の建物は地上3階建で敷地面積は170,699㎡、店舗面積は60,000㎡、延床面積は110,000㎡。
同施設は1995年にイオン興産(現イオンモール)により「イオン伊達ショッピングセンター」として開業準備を開始。伊達市と共同で「市街化区域編入」による新施設の実現を図ったが、福島県の承認を得られず、計画は凍結状態にあった。
その後、2019年7月に福島県が「福島県商業まちづくり基本方針」を改訂し、郊外型商業施設の規制を緩和。イオンモールと伊達市が旧来の市街化区域編入から土地区画整理事業による新施設実現に方針転換したため、2021年6月施行の「伊達市堂ノ内地区土地区画整理事業」の商業核「(仮称)イオンモール北福島」として2024年12月に開業する目処がたった。
紆余曲折あった同施設であるが、資材高騰や人員不足を背景に建設の目処がたたず、正式名称発表にあわせ、当初予定の約2年遅れとなる2026年下期に開業する予定となった。
イオンモール伊達。
イオンスタイル核の大型店、別棟も
イオンモール伊達の総賃貸面積は最大7万㎡(非物販/サービス系店舗など含む)。
同社施設としては新利府(総賃貸面積約10万㎡)、名取(総賃貸面積約8万㎡)に次ぐ規模で、別棟にホームセンターやアウトドア系店舗を併設する。なお、映画館(シネマコンプレックス)の導入予定はない。
イオンモール伊達
住所:福島県伊達市堂ノ内地区土地区画整理事業地内
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