ライフ本郷三丁目駅前店、2021年9月25日開店-文京区初出店、「有機食材」「アジアン食品」で差別化はかる

東京都文京区の東京メトロ本郷三丁目駅前・東京大学近くに、食品スーパー「ライフ本郷三丁目駅前店」が2021年9月25日に開店する。

ライフ本郷三丁目駅前店。

ライフ、本郷通りに文京区初出店

ライフ本郷三丁目店が出店するのは、東京メトロ本郷三丁目駅からすぐ北側の国道17号・本郷通り沿い。
店舗は13階建てマンションの1階・2階で、店舗面積は498㎡、目標年商9.6億円。
ライフは文京区初出店となる。

学校・オフィスが多い立地を活かし「朝8時開店」に

本郷三丁目駅の近隣には「東京大学本郷キャンパス」をはじめとした複数の大学・専門学校・予備校のほか、金融「三菱UFJニコス」、AI関連「JDSC」、薬品製造販売「カイノス」、映画・映像関連「日活」、空想地図デザイン「地理人研究所」など様々な企業の本社・本部機能などが置かれており、通勤・通学者の利用が多く見込まれる。
そのため、ライフは平日のみ朝8時に開店。さらに学生や会社員の貴重な昼休みの時間をレジ待ちで消費しないよう、キャッシュレスセルフレジを置き、スムーズな会計をめざすとしている。

「有機食品」「世界各地の食品」に注力

店内では、生鮮3品のほか、健康志向の高まりに合わせて有機野菜コーナーやライフのオーガニック・ローカル・ヘルシーをコンセプトのPB「ビオラル」を導入。「紀ノ国屋」のパン、オーガニックのベビーフードなどの販売もおこなう。

一方、惣菜では「海外旅行気分」が味わえる「ガパオ」「ヤンニョムチキン」などを導入するほか、エスニック調味料、中華食材などアジアン系食材、世界各国のワインなどにも力を入れる。

競合店が多い本郷三丁目エリア

本郷三丁目駅前には、先述したとおり学校やオフィスが集積するほかマンションやアパートも少なくない。それゆえ、すでに小型スーパー「マルエツプチ」「まいばすけっと(2店舗)」、菓子・おつまみ「おかしのまちおか」、コンビニ各社など複数の競合店が出店しており、競争が激しい地域だ。
ライフは近隣競合店よりも広い規模であり、またオーガニック食材・アジアン食材などの導入によって差別化を図るとしており、地域の食品スーパーを牽引する存在となりそうだ。

館内フロア案内。

ライフ本郷三丁目駅前店

住所:東京都文京区本郷4-37-12
営業時間:平日8時~23時/土日祝日9時半~23時

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