マルショク佐伯店、2021年5月31日閉店-佐伯市中心部で最後のスーパー、62年の歴史に幕

大分県佐伯市の市立さいき城山桜ホール(寿屋百貨店本店跡)隣接地・新屋敷商店街にある総合スーパー「マルショク佐伯店」が、2021年5月31日に閉店する。

マルショク佐伯店。

佐伯市の中心商店街から「スーパー消滅」

マルショク佐伯店はマルショクグループの佐伯市1号店「丸食佐伯中央店」として1959年10月に開店。のちにマルショク佐伯店となったが、現在も「佐伯中央店」と呼ばれることがある。
現在の建物は1990年に新築されたもの。建物は2階建てで、店舗面積は2,120㎡。無料の平面駐車場を備えている。

佐伯市中心部に立地していた。

マルショクの開店から2年後にはすぐ近くにある「おしゃれの店寿屋」が別館として食品スーパー「寿屋ストア」を開業、1966年には丸食佐伯中央店の隣接地に「佐伯寿屋百貨店」(のち駐車場となった場所)を開業させ、1974年にはその西側に地上9階建・地下1階建ての新館(佐伯寿屋百貨店本館)が営業を開始した。寿屋の成長もあり、マルショクは同店とともに佐伯市中心部を代表する大型商業施設として親しまれた。また、近隣徒歩圏にも「マルマン」「ユーマート」など複数の食品スーパーが出店し、賑わいを見せることとなった。
しかし、寿屋は倒産により2002年に休業(そのまま閉店)、それと前後して近隣のスーパーも全て閉店しており、マルショクは佐伯市中心部で最後のスーパーマーケットとなっていた。
大分県佐伯市は人口約7万人を擁する大分県南部の拠点都市であり、2020年には寿屋跡に「さいき城山桜ホール」が完成するなど中心部の再開発が進む一方で、スーパーマーケットは消滅することとなった。

マルショク近くにあるアーケード商店街「なかまち」。

マルショク佐伯店は駐車場が無料であり、マルショクでの買い物のついでに商店街の店舗を利用する人も居たと思われ、中心商店街にとってみても大きな打撃となろう。
同店の閉店により、佐伯市の中心商店街最寄りのスーパーマーケットは、中心商店街地区から橋を渡った「中の島」にある食品スーパー「マルミヤストア中ノ島店(事実上の本店)」、もしくは玉川家具店の一角で営業するディスカウントストア「ダイレックス佐伯店」となる。

関連記事:アークス・バロー・リテールパートナーズ(マルミヤストア・丸久)、「新日本スーパーマーケット同盟」と銘打つ戦略的な資本業務提携を締結ー2018年12月25日に

このエントリーをはてなブックマークに追加