平和堂フレンドマート米原駅前店、2020年11月25日開店-食品スーパーとして「建替え復活」

滋賀県米原市のJR米原駅前に、平和堂の食品スーパー「平和堂フレンドマート米原駅前店」が2020年11月25日午前9時30分に開店する。

米原駅前の平和堂、より小さく建替リニューアル

平和堂フレンドマート米原駅前店の前身となる旧店舗「平和堂米原店」は、1986年10月にフルライン型の総合スーパーとして開業。営業フロアは1~3階、売場面積は6,911㎡。
平和堂米原店。

開業以来、JR米原駅前の商業核としての役割を担っていたが、売上低迷や専門店の相次ぐ撤退もあり、2018年には営業フロアを1階に集約する減床リニューアルを実施。改装後も食料品や日用品、衣料品、銘店売場(湖国銘産品)といった直営売場に加え、100円ショップ(Watts with)や金券ショップといった専門店が入居していたが、老朽化のため2019年8月20日をもって閉店した。
その後、2021年を目処に「平和堂フレンドマート米原店(仮称)」として再出店する方針を示していた。

2018年まで中古書籍売場や絵画売場を導入していた。

同店の閉店により旧米原町ではスーパーマーケットが無くなっており、ネット上などでは早期の営業再開を願う声が聞かれていた。

食品や日用品に特化した店舗、イートインも併設

平和堂フレンドマート米原駅前店は、当初の予定(2021年)を前倒して開店することとなった。
建物は地上1階建、敷地面積は約4,223㎡、売場面積は約915㎡、直営面積は約823㎡、延床面積は約1,409㎡。同社滋賀県内76店舗目、米原市内2店舗目となる。
平和堂フレンドマート米原駅前店。

米原駅前店は「地域の皆さまの暮らしを豊かに彩る食品スーパー」として、食品売場では品質や安全へのこだわりに加えて、カットサラダや適量の刺身、ローストビーフなど簡単・便利・即食性の品揃えを強化。滋賀県産の湖魚・川魚や地元食材・土産・銘品を展開。テナントとしてクリーニング店「ヤングドライ」が出店するほか、インストアベーカリーや暮らしの品コーナー(日常消耗品など)、イートインコーナー「フレンドコート」、地域情報を発信する「インフォメーションボード」を導入するなど「コンパクトなサイズでも十分ご満足いただける店舗をめざす」としている。

平和堂フレンドマート米原駅前店

住所:滋賀県米原市下多良⼆丁目 45 番地
営業時間:午前9時30分~午後9時

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