DCM、島忠を買収へ-TOB実施、ホームセンター業界首位に

大手ホームセンター「ホーマック」「カーマ」「ダイキ」などを傘下に持つ「DCMホールディングス」(東京都品川区)は、首都圏を中心に「島忠ホームズ」を展開する「島忠」(埼玉県さいたま市)に対しTOBを実施し、傘下に収める方針であることが2020年9月に分かった。

DCMの店舗(2020年9月開業のダイキ尾道店)。

DCM、島忠買収でホームセンター首位へ

DCMホールディングス(以下DCM)は2006年9月に大手ホームセンター「カーマ」「ダイキ」「ホーマック」の経営統合により設立。その後「サンワ」「くろがねや」などを傘下に収めたほか「ケイヨーD2」と資本業務提携関係にある。2020年現在、東日本では全都道県に出店している。
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DCMの店舗・ホーマック。

島忠は1893年に家具製造として創業。首都圏を中心に、関西地方にもホームセンターを展開しており、家具を祖業とすることから家具に強いことで知られる。1991年に東証一部に上場しており、年商は1500億円前後で推移している。

島忠ホームズ。

共同通信社の報道によると、DCMは島忠に対しTOBを実施、傘下に収める方針。
DCMは、2018年度には国内ホームセンター業界において売り上げ首位であったが、2019年度はカインズ(売上高:約4410億円)がDCM(売上高:4300億円)を抜き首位となっていた(以下:コーナン、コメリ、ナフコ)。
今回の経営統合が実現すれば、売上高は約5,800億円となり、DCMが首位に返り咲くこととなる。
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大阪の都市型旗艦店であるDCMダイキなんば店。

ホームセンター業界を巡っては、複数の大手・中堅各社が経営統合して生まれたDCM以外にも経営統合の動きが続いている。
2020年にはドンキグループであった「ドイト」を「コーナン」が買収したほか、「ムサシ」を展開する「アークランドサカモト」が「LIXILビバ」を買収する方針を発表している。

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