紳士服チェーン大手「コナカ」(神奈川県横浜市戸塚区)は、バッグ・アクセサリー大手「サマンサタバサジャパンリミテッド」(東京都港区、以下、サマンサタバサ)を持分法適用関連会社化することを2019年9月2日に発表した。
サマンサタバサ 表参道GATES ポップアップ デジタルストア(旗艦店)。
サマンサタバサ、コナカの関連会社に
サマンサタバサは1994年に設立、1号店を渋谷パルコに出店した。
1号店があった渋谷パルコ。
その後、日本初のブランドとして海外展開もおこない、2005年には東証マザーズに上場している。しかし、ここ最近は業績がかんばしくなく、2019年4月に創業者・寺田和正氏が社長から退任。6月には、コナカ代表取締役社長兼CEO・湖中謙介氏が寺田和正氏が保有するサマンサタバサジャパンリミテッド株のうち半数の31.30%を取得、筆頭株主となっていた。
コナカの店舗。
コナカは、湖中氏が個人名義で保有するサマンサタバサジャパンリミテッドの株式を取得。
サマンサタバサは2019年9月よりコナカの持分法適用関連会社となる。